2015年1月18日、筆者はホテルニューオータニへと足を向け、このホテルのガーデンタワーの40階にあるイタリアンレストラン「ベッラビスタ」を再訪してみた。このレストランへは2013年の12月末頃に訪ねた事があるので約1年振りの再訪であった。このレストランではイタリアシチリア島の伝統的な調理法を主体としたお料理を提供している。シチリア料理の基本は素材の良さをそのまま生かす調理法で、フレンチのようにこねくり回した重いソースなどは使用しない。だから、コース料理を食べても胃にもたれにくく消化も早い。
筆者は午前11時半の開店と同時にお店にお邪魔した。先回は窓際席に案内されたが今回は、厨房の真向かいの席へと案内された。店内のアールデコ調の内装に変化はなく、やがて新年会とおぼしき着飾った女性集団が多数来店し、華やかな雰囲気となった。お料理は、前菜、スープかパスタ、メイン、デザートからそれぞれ1皿ずつを選ぶコース料理形式であり、筆者は前菜に「トマトとカプレーゼチーズ、生ハム、彩り野菜のテリーヌ」を選び、パスタには「青森十三湖の寒蜆のパスタ」(バターガーリックソース)、そしてメインには「宇和島産の真鯛の炭火焼」を選んだ。鯛には海老の炭火焼、ソテーしたアスパラ、えりんぎ、カボチャが添えられていた。デザートに何を選ぼうかと思案していたら、女性スタッフがすかさず近づいて来て、数量限定の「あまおう苺のタルト(500円増し)」(トップ画像)を勧めてくれたのでそれを注文した。この苺タルトは玄米卵、シリアルにアーモンドを加えた土台にバニラアイスを乗せ、その上に生クリームをかけてからあまおう苺を11個乗せて作成してあった。
お料理の量はいずれもほどよく、味はすこぶる付きの美味しさであり、御代の5,940円を気分良く支払い筆者はこのお店を後にした。
お水
メニュー
あまおうのタルト
パン、右がセミドライトマトを練りこんだパンで左が自家製フォカッチャで手前がカレーパン
店内の様子
着物姿の女性などがいて華やかな雰囲気
野菜のテリーヌ
椅子
パスタ
メインの真鯛の炭火焼
海老の炭火焼
メインの全体像
鯛を裏返してから撮影
あまおうタルトをセンターフォーカスで撮影、ちなみに苺の旬を冬から春と誤解している人が多いようだが、それはクリスマスケーキ需要が増えるために促成栽培が盛んになり、市場に出回る量が多くなるからそう思うだけの話で、実際の旬は4月から5月である。
紅茶
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