佐渡の翼

佐渡の観光名所紹介、佐渡の宿泊施設の宿泊記、佐渡の全飲食店と東京都内高級レストランの食べ歩記、ヨーロッパ及び国内旅行記事

ル・ビストロ資生堂(京王百貨店内)    投稿者:佐渡の翼

2015年04月07日 03時47分36秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記

消費税が8%に上がり円安が続いているが、円安で恩恵を受けているのは輸出関連の大企業だけで、中小企業にまでその効果が広がったとは言えず業績が回復したとは言い難い状況が続いている。円安で海外旅行はコストがかかるようになったが、逆に海外からの観光客は円安効果で確実に増えている。週末に渋谷周辺を歩いて見ればその多さを実感出来る。外人観光客に人気ナンバーワンの都心の観光スポットは、渋谷109前のスクランブル交差点だと言う。渋谷マークシティとJR渋谷駅の間の道路の中央部に安全地帯があるが、ここに三脚を立てて交差点を行き交う人々を必死になって撮影する外国人観光客を見た。筆者にしてみれば、「そんなものを撮ってどうするのか?」としか思えないが、日本人が、ローマやパリにに行きイタリア人やフランス人が「そんなものを撮って面白いのか?」と思うようなものを必死になって撮影するのと同じである。かように異国の文化と言うものは見る物聞く物が全て珍しい。だから、佐渡島民も毎年とは言わぬがせめて数年に一回程度は海外旅行に行った方がいい。そうやって見聞を広めれば狭い佐渡のいい所悪い所が全て見えてくるから決して損にはならない。

ニコンD810でのお料理撮影はソニーα99と違い、店内が暗い照明環境の時ほど有利である。つまりだ、低照度の際はF値が最小の2.8になるため、被写界深度が浅くなり、前ボケ中ピン後ボケ効果がより鮮明になるからだ。従って、お料理の真ん中の極一部にだけピントを合わせて中央部分を丸く切り撮って浮かび上がらせたような作品に仕上がると言う訳だ。日本料理「梢」での作品はそうやって撮影した。ところが、本日(昨年の11月23日)訪問したル・ビストロ資生堂の店内は明るいため、F値は3.2にまで上昇し、前ボケ効果が薄れてしまった。ビックカメラの販売員は「ニコンD810で撮影した画像は画面の三分の一までのトリミングまでなら耐えられる」と言ったが、四分の一でもまだ余裕があるくらいの凄さである。ニコンD810の本体はタイで生産されているが、レンズは日本製であり、20万を超えるナノクリスタルレンズは見ているだけで惚れ惚れするし、そのずっしり感が何とも言えない。

さて肝心のお料理であるが、前菜は「水菜、蛸、ポテトのサラダ・ジェノバ風」で、スープは南瓜のポタージュ、そしてメインはいつものように「牛フィレ肉のステーキ温野菜添え。マデラ酒ソース」であった。お味はいつものさすがのル・ビストロ資生堂さんだ。お代の4110円を支払い筆者は気分良くこのお店を後にした。

メニュー

造花

店内の様子

パン

豚肉のパテ

バター

前菜

スープ

デザート

別角度から撮ったデザート

昨日のお弁当



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