パリ市内を撮影するのに夢中で散々歩き回った挙句、筆者は道に迷ってしまった。パリ市内で道に迷った時、流しのタクシーを捕まえてホテルに戻ろうと試みても徒労に終わるだけだ。パリで流しのタクシーを見つけるのはアシナガバチを見つけるくらいに難しいからだ。ゆえに迷ったら、じたばた歩き回らずにどこでもいいから、とにかくホテルのエントランスを探すのに専念するのが肝要である。ホテル前には客の送迎用に必ず数台のタクシーが待機しているからだ。万が一待機していなくとも10分ほど待てば宿泊客を乗せたタクシーが必ずやって来るので気長に待てば良い。パリ市内には石を投げれば当たるくらいそこらじゅうにホテルが点在しているから、ホテル探しにはそれほど苦労しない。筆者はこの鉄則を守り、数分間歩き回った後にあるホテルを見つけた。すると運よくそこへ客を乗せたタクシーが横付けした。筆者は白髪の老女がタクシーから降りるや否や、運転手に「Can I get on?」と問うた、すると運転手は「Oh, sure, go ahead!」と言い、快く乗せてくれた。黒人運転手だったが、鼻歌まじりで2分ほどの運転でホテルへ運んでくれた。チップも含めて10EURほどを彼に渡したように記憶している。
ピラミッド広場にあるレジーナホテル。パリ市内にあるこういう金色の銅像はどこも非常に綺麗で黄金色に輝いている。多分、定期的に排気ガスの汚れを落とすために清掃されているのだと思う。
ここがパークハイアット・パリ・ヴアンドームの正面入り口
一階にはブランドショップが入居している
筆者の宿泊した部屋は、丁度ガス灯の先端がある辺りの二階の133号室だ
ヴアンドーム広場方向
オペラ座方向
本日の靴下
お部屋には傘が置いてあった