佐渡の翼

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居酒屋「杏庵」(佐渡市佐和田)    投稿者:佐渡の翼

2012年01月19日 05時07分45秒 | 佐渡の居酒屋

昨年の10月31日、旅館「浦島」で旅装を解いた筆者は、佐和田中原にある居酒屋「杏庵」を訪ねてみた。午後6時頃にお店にお邪魔した。店の前には屋台風の小屋があり、「焼き鳥、大判焼き、ラーメン」の文字が躍っていた。このお店では、ママさん、その母親と娘の三世代がお店を切り盛りしているとの噂だったが、確かに三人共よく似た顔立ちだった。ただ、若いおねーさんは少し違った顔立ちだったのでひょっとしたら別人物かもしれない。店内には3人の従業員の他に常連客らしきおばあさんがテーブル席に座っていた。先客はこのおばあさん一人だけだった。カウンター席は二つあり、右手がママさんが調理を行う厨房に、左手が若いおねーさんがカクテルなどを調合する場所にそれぞれ付属していた。調理担当がママさんで、飲み物作成及びお運び担当がおねーさんと言う役割分担のようであった。

 

おねーさんからメニューを渡されて眺めたが、肉系、揚げ物系のお料理ばかりで食べられるメニューと言うものがないのだ。散々悩んだ挙句、野菜炒めと烏賊の一夜干しと言ういつものパターンに落ち着いた。生ビールを注文したら、突き出しとして「サザエの味噌漬け」が供された。これは、ま、ごく普通のお味だった。筆者が注文を発っしたら、ママさんは「まず、烏賊の一夜干しだな」と言った。10分ほどで烏賊の一夜干しが出来上がった。う~ん、ほどほどに美味いが、新穂の「ありんこ」の方がやっぱり美味しいな。これを食べ終えたら、ようやく野菜炒めが出来上がった。佐渡へ旅行すると毎日が海鮮攻めで、どうしても野菜不足にならざるを得ない。体が欲する食べ物とは体に不足している栄養素なのかもしれない。壊血病の人がミカンを食べたくなるのが自然な道理であるように。ベーコンと豚肉が野菜炒めの半分ほどを占めていたが、これらは味出しなので、そっくり弾いて残した。これにて本日の夕食は終了!筆者が食べ終えるまで客は誰一人として来なかった。お代は2400円。佐渡はどこへ行っても高齢者ばかり、たまあ~に若いおねーさんがいるが、都会の女性のような洗練度に比較すれば全て興味の対象外!商業地区の佐和田でこれなのだから、金井や両津は推して知るべしであろう。佐渡市の人口は年々減少し、2011年11月現在では6万三千人を切っているそうだ。10年後には5万を割るとの予測すらあるのだから、少子高齢化で島には年寄だけが残ると言う事にもなりかねまい。



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