筆者は両替を終え搭乗ゲート場所を確認した後、午後9時40分頃にビジネスクラスの客だけが利用出来る4階のANAラウンジへ行った。この時間帯には、ロサンゼルス、バンコク、ジャカルタへなどへの便が次々に離陸するためラウンジ内はかなり混雑していた。搭乗レースに勝利するためには、日付が変わる9月14日の午前0時頃にラウンジを出る必要がある。従って、ラウンジでの滞在時間は約2時間ほどである。画像をご覧になればお分かりのように、ビジネスクラス利用客と言えども、服装は凄く地味!筆者のように洒落込んでいる奴は皆無で、皆さんラフで楽そうな格好をしている。午後10時の段階で、全日空の出発便は8便のコードシェア便を残すのみであり、これら8便のビジネスクラス利用者がこのラウンジに集結していたのは間違いない。筆者が搭乗予定のフランクフルト便が出た後は、午前6時半の韓国行きまでANAの出発便はない。
ラウンジ内には既に軽食が提供されており、搭乗予定の客達は焼きそば、うどん、蕎麦、カレー、温野菜などを美味そうにパクツいていた。これらの乗客の中にはフランクフルト行の便に搭乗予定の客もいるはずだったが、この時間にそんな物を食べたら、機内で提供されるおつまみ類が腹に入らなくなる恐れがあると言うのに一体どういう積りなのか?筆者は搭乗予定時刻までオレンジジュース1杯の摂取だけに留めておき、ひたすら何も食べずに我慢した。我慢したと言うより、ファミマで購入して食べた、おにぎりと稲荷寿司が良く効いていて腹が減ってはいなかったのだ。だが、このブログをお読みの愛読者様達は「お前、40万円も払っておきながら、何でこんな美味そうな軽食を食べないのだ?勿体ないじゃないか、良く考えなさい。他の人は美味そうに食べているじゃないか。ここで軽く食べておいて、飛行機に乗ってからも腹が空くだろうから又食べればいいじゃないか、それが普通の人間のやる事だよ」そう思うだろうが、元を取ろうとガツガツ食い捲るのは下衆の極みだ。筆者は夜遅くに食事をしたり、食事後すぐに寝る習慣はなく(それは太るからだ)、海外旅行中もその習慣を頑なに守った。筆者は凡人にあらずして、佐渡の翼教の教祖たる現人神だ、教義・教典は忠実に守る。
このラウンジには飲み物も豊富に揃っていた。コーヒー、ジュース、お茶などのソフトドリンクは勿論の事、アルコール類も、日本酒、ワイン、シャンパン、ウオッカ、ウイスキー、焼酎、ジン、ビールなど世界中の旅行者に対応するため、ありとあらゆるアルコール類が用意されていた。アルコールなど飲んでいては搭乗レースに勝てないので、筆者は一切それらに口を付けなかった。そして午前0時近くまでひたすら出発便の表示が次々に消えて行く電光掲示板を見つめ続けた。
4階にANAとJALのラウンジがある
ここを左折してエスカレーターを上がると、ANAのビジネスクラス客用のラウンジとファーストクラス専用のラウンジがある。
このエスカレーターを上がると
そこがビジネスクラス利用者のラウンジだ。次々と搭乗予定者達が入場して来る
ここの奥はシャワールームになっている
ここは日本酒コーナー
これは焼き蕎麦だったように記憶している
日本蕎麦とうどんは、かき揚げ、きつね、山菜、カレーの4種類があった
ソフトドリンク
温野菜などの軽食
を皆さん食べている
筆者はいつものようにオレンジジュース一杯のみ。オレンジジュース、赤のコート、ネービーのバックの色が窓ガラスに反射され可愛い水玉模様のように写っている。こういう写真を作品と言うのだよ。
ワインとワインクーラー
ウイスキー、ウオッカ、焼酎
おつまみ
午後10時02分現在の出発予定便を示す電光掲示板
この黒いTシャツを着たお兄ちゃんは、スターフライヤーカードを持つ上級会員だった
この人も飛行機フリークらしく、食べ物の写真を撮ったりしていた。