佐渡汽船のコンピューター予約システム 投稿者：佐渡の翼

以前このブログで、「窓口でジェットフォイルの座席指定を『窓側に』と依頼すると、行きの便はそのように指定できても帰りの便は当日便以外は発地の窓口にあるコンピューターからは座席指定ができないシステムになっている」と書かれた記事があったのをご記憶であろうか？これは新潟、両津のいずれの窓口でも同じ事だと言う。運良く帰りの便が窓際指定になった往復乗船券が発券されてくればそれでいいが、もしそうでなかった場合は、着地の港で窓際席への指定変更作業を余儀なくされる。しかもそれが可能なのは、着地から出立する当日に限られると言うのだから、面倒くさい事この上がない。佐渡汽船の係員は、「コンピューターの容量の関係で、その港から出発する便以外のジェットフォイルの座席指定はできない仕組みになっています。コンピュータ容量の増加は現在検討中です」と話していた。

ところが６月中旬のとある日に、日帰りで佐渡へ往復した際に窓口の係員から、「当日便での往復であっても発地以外の港からの出発便は発地からは予約できない」と言われた。係員によって言う事がこうも違うのか。しかもその係員、コンピューターの液晶画面を見ながら「帰りの便の窓際は満席です」と言ったにも関わらず、プリンターから吐き出された乗船券は窓際だったのだから、どこまで予約システムを理解して発言しているのか疑問に思わざるを得なかった。

翻って、JR東日本の新幹線予約システムである駅ネットでは、トクダ値切符以外はネット上で列車の座席空席図を見ながら好みの座席を指定できる。ま、JR東日本と佐渡汽船の会社体力の違いではあろうが、何とかならないかと思うのは筆者だけではあるまい。