牡蠣雑炊（魚処「かすけ」） 投稿者：佐ガット覆面調査員

牡蠣の揚げ出しがすばらしく美味しかったので、もう一品、牡蠣料理を頼むことにした。牡蠣雑炊を注文してみた。１０分ほどで出来上がった。食べてみたら、いやもう美味いったらありゃしない！期待にたがわぬ美味さだ。粒の大きさが揃った牡蠣が６－７個入っていた。雑炊に適した、食べ易い大きさの牡蠣だ。牡蠣のエキスが溶け出し、それが卵とからみあい、抜群の美味さに仕上がっている！所々に隠れている柚子のかけらが牡蠣の生臭さを消すと同時に、上品なアクセントにもなっていて、ほっこりと温まるお雑炊だ。お酒の後の締めにもいいし、いろいろ食べた後の、締めの軽いお食事にも選べる絶品メニューだ。付け合わせの香の物も、田舎料理風にどっさりとではなく、上品に盛られているところに、高級な会席料理屋としての風格の片鱗を見る思いがした。

魚処だけあって、お刺身の鮮度は抜群のようだし、珍味あり、冬の旬の食材を使用したお料理ありで、大満足のお店だった。女の子も可愛いかったし、接客もそつが無かった。三品のお料理のお代は2,047円と、ＣＰの高さも文句なし！名物の「なまこ」料理が品切れで食べられなかったのが誠に残念であった。

最後にトイレを利用してみた。内部は清潔そのもので、清掃が行き届いていた。液体石鹸が完備し、手拭ペーパーは使い捨てで、しかも吊り下げ敷きだ。ほぼ完璧！「繁盛するお店のトイレは清潔だ」と言うのが筆者の定理の一つである。トイレを綺麗にするとお金がたくさん入ってくると言われているそうです。お料理、従業員の可愛い度、接遇、お店の雰囲気や広さ、トイレに到るまで満点のできばえで、全くケチのつけようが無い★★★であった。佐渡の和食屋さんのビッグスリーは「ちょぼや」「菜の花」「かすけ」で決まりであろう。