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「お祭りは、世代の架け橋・子供たちには故郷の思い出つくり」

2017-10-31 | 県労福協

◆ 二週連続して土曜日と日曜日に台風が日本列島を襲う結果となりました。またその前の土曜日と日曜日も雨が降っておりました。

例年であれば、10月後半の「天高く馬肥ゆる秋」と言う位に秋晴れが期待できる季節なのですが、昨年よく言われたゲリラ豪雨、そして今年も春から夏にかけてもそうでしたが、異常気象が続いている気がします。専門家に言わせれば、「もうこの様な異常気象が普通になってきているので、このような天候が普通である・・・・との認識を持たなければならない」様であります。

 14日(土曜日)と15日(日曜日)には、私の住む地域から県西部・中東遠地域では恒例の秋祭りが開催されています。私の地区では、正式には地元の氏神様である諏訪神社の秋の御祭礼という事になるのでありますが、現在では<地域の自治会を単位とした親睦的なお祭り>という意味合いが強くなってきています。特に私の住む地域・地区ではうれしい事に新しい世帯が次から次へと増えている段階にあり、小学校も教室が足りないのではないかと問題になっているくらいです。

 地域や地区の人口の流れを統計的に数字で見ればよくわかるのでしょうが、生まれてからずっとこの地域・地区に居住している私としては、見てきた、経験してきた、その感覚からでも、世帯の増加と子供の増加の大きな波がある事が理解されます。現在の子供の増加は、わが地区では第二波となります。第一波は約二十年前に来ており、その時も小学校の教室を増築しています。二十年前、屋台の引き廻しで周りをちょろしていた子供たちが、今や子供の親になり、祭り青年として祭りの主役になっています。

 人口増加に伴い、地域や地区の人々の付き合い方も変化して、今風に「隣は何をする人ぞ」的な関係になっていくのでしょうが、そこにこの地区のお祭りは大きなくさびを打ち込んでくれています。年1回のお祭りですが、その準備から当日そして片付けまで祭り青年が主になって行う「祭り」は、非常に大きなコミュニケーションを生んでくれそして育んできています。そして子供たちには、生まれ育った故郷の大きな思い出となっています。

 祭りだからって、おじさんたちは、ただ飲んだくれて、くだ巻いているだけじゃないんですよ。

                                   (M)

『フードバンクふじのくに』からのお願い    

                        

 湖西地区労福協から食料をいただきました。たくさんのご支援、誠にありがとうございます。

 


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