こちら黒金町の4階です。

静岡県労福協を身近に感じていただくために事務局員が交代で情報の発信しています。

「遠野まごころ寮閉所式」開催される

2013-03-12 | Weblog

静岡県ボランティア協会が東日本大震災の被災者支援のために2011年4月8日に岩手県遠野市に開設した「遠野まごころ寮」と神奈川県の宿泊施設の「かながわ金太郎ハウス」の閉所式が3月9日、遠野市総合福祉センターで開催されました。このまごころ寮には県内から51回、3500名のボランティアが寝泊まりし、釜石市・大槌町などの瓦礫撤去や片付けなどの被災者支援を行ってきました。県労福協では県ボランティア協会と連携して2012年度は49名のボランティアの方々の派遣を行ってきました。このボランティアは木曜日の夜にバスで静岡を発ち、金曜日の朝から支援活動を行い、日曜日の夜に帰り、月曜日の朝に静岡に戻る、ハードなボランティアでした

閉鎖される「まごころ寮」

今後は、まごころ寮を釜石市と大槌町に移転し、沿岸部の復興支援の拠点として活用していくことになりました。

閉所式では静岡県ボランティア協会の神田理事長が「沿岸部の拠点を移し、被災者に寄り添ったサポートを続け、また遠野市との絆を強めていきたい」と挨拶を行っていました。また、静岡県副知事の森山氏は来賓として挨拶を行いました。

挨拶するボランティア協会 神田理事長

ボランティア派遣のお礼の言葉として遠野市市長の本田氏は「形は変わったとしても、今後も気持ちを一つにして被災者を支えていきたい」と挨拶を行っていました。

また、閉所式では活動をふり返るビデオ上映や関係者への花束贈呈、参加者全員の記念撮影も行われました。

お礼の言葉を述べる遠野市 本田市長

被災地の復興支援はまだ続きます。県労福協では今後も県ボランティア協会と連携をして新たな拠点にボランティアの派遣を行って行きたいと考えています。今後とも多くの方のご協力をお願いします。(AKI)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿