「LSC(ライフサポートセンター)しずおか」が丸5年の活動を経て2012年4月1日をもって
(公財)静岡県労働者福祉基金協会の「ライフサポートセンター事業部」として新たなにスタートします。
任意団体から公益財団へ・・・これまで積み重ねた貴重な財産を土台に更なる活動の深化を目指していく事になります。
5年前、ゼロからのスタートはスタッフの努力と数多くの関係者に支えられて今日を迎えていますが、
設立当初から関わった私個人としては「2つの教科書」がありました。
1つはライフサポートセンターが誕生する大きな要因となった「連合評価委員会 最終報告書」です。
もう1つは「暉峻 淑子さん」が問いかけている「豊かさとは」です。
設立時には暉峻さんの「「豊かさとは何か」や「ほんとうの豊かさ」を本棚から取り出して、
読み直しながら自分なりの考えを整理してきた事が懐かしい思い出です。
今以てもその明確な答えは出し得ませんが新自由主義経済が生み出したとも言われる「格差社会」を踏まえ、
また「3.11の大震災」後に書かれた「助けあう豊かさ」や
「豊かさへ もうひとつの道」を読むと何か応えの一端が見える気もします。
「人は助けあって生きてきた」「助けあうことは、人間の本性であり、喜びなのです」・・・
暉峻さんの言葉なのですがLSC活動の原点の様な気が私はします。
この5年間で、ほんの一部の都県を除いて全国に「ライフサポートセンター」は設立されています。
このサポートセンターが「2つの教科書」を理解し実践できたら
素晴らしい社会がきっと構築できますよね。是非そう願いたいものです。(K)
おまけの写真は、静岡空港の様子です。
久しぶりに空港を見に立ち寄ってみました。飛行機の発着を待っていると、
ヘリが飛び立つのが見えましたので柵越えにとってみました。
向こうには茶畑と防霜ファンがくっきり見えます。(Chu)
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