今年度の「LSCしずおか」活動計画として確認頂いた一つに「ライフサポートセンターの活動方針である生きがい作りを深化させ、具体的な事業を行う団体の設立について要否を含め研究します」という方針があります。 表題はこの方針を受けて第1回目の研究会が開催されましたので内容について報告します。
研究会のメンバーは「LSC 東・中・西 の責任者」と副会長職にある私、そしてK事務局長は必要に応じて参加してもらう事でメンバー構成がされました。 研究会の目的は「生きがい作りを深化させ」・・・・・要は「セミナー等受講後のフォロー対策として具体的な活動展開が可能な実践部隊の設置等々」です。
入り口の議論として、ワーカーズコープが請け負った静岡県からの委託事業、協同労働の法制化、新しい公共、福祉基金協会の公益法人、深刻な高齢者就業相談、NPOの税制改革、等など「LSCの活動を取り巻く情勢」などについて意見交換し認識の共有化を図りました。
そして本題の議論ですが、「セミナー受講後のフォロー体制」については各委員ともその必要性は認識するものの「具体的な活動展開が可能な実践部隊の設置」となると数多くの課題も明確になりました。 実働部隊のメンバー構成は?組織形態はどうする? 組織運営の財政は? 事務所、事務局体制は?そして 恒常的な活動は? 設置にむけては幾つかのハードルのクリアーが求められそうです。
大きな課題を間口を広げて議論を重ねても「課題山積」になり議論が進みそうもないので議論の視点を変えてみることにしました。 「今から始める老い支度」人気を博しているこのセミナーも何らかのフォロー対応が必要との認識でメンバー全員が一致しているので、これを切り口として議論を進めてみる事にしました。 このセミナーは「コープしずおか」さんとの共同企画で実施しているので次回は「コープしずおかさんの担当者」にも参加要請して共に議論することにしました。
第1回目の議論を終えて私なりの感想ですが、「地域を拠点とした活動組織の誕生」は非常に楽しみでもあります。 しかし、地域で組織化を図っていくには、確かな「結集軸」が必要です。 この結集軸が曖昧だと組織は一過性のものになってしまいます。 しっかりとした議論で確かな形を作りたいものです。(K)
▼おまけの写真は、オニユリ。棚田の付近にはまだオニユリが元気でした。(Chu)
▼トンボも見かけました。そっと近づくと20センチくらいまで、寄ることができました。
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