熟年メッセージ静岡大会２００７に参加して

主催者団体の役員に名を連ねていることもあり今年初めて参加をした。小雨が降りしきる肌寒い日であったが１２００名定員の会場は満席の盛況であった。参加者の顔ぶれは６．５対３．５で男性よりも女性が目立ちました。主催者代表の挨拶によれば，回を重ねて７回目である事，静岡大会とあるがこれは熟年者の主張を静岡の地から発信する事，今年７５名の応募が有ったがその内３５名は県外からの応募であった事，等々初めて聞く事柄だが感心させられました。厳しい予選をパスして栄えある発表の機会を得た方々は今回８名。1人１０分の持ち時間で熱のこもった主張を展開されました。主張の主体は発表者が携わっているボランティア活動，年を忘れ技能を磨く生き甲斐について，老々介護を通じての体験談等々，信念や目的を持って実践している事柄だけに聞いている者の心にも強く響く。発表者のステージと観客席に一体感があるのがその証左だろう。そしてなによりも「私にも何か出来る」「私も何かしなくては」という気持ちにさせられる内容でもあった。少子高齢化が急速に進む「社会」の中で「私に出来る事」を実践していかなければならない時代・今回の「熟年メッセージ大会」は参加者にとって素晴らしい動機付けになったのではないだろうか・労福協も役割をしっかり果たしていきたい。（Ｋ）