こちら黒金町の4階です。

静岡県労福協を身近に感じていただくために事務局員が交代で情報の発信しています。

静岡路上通信

2009-04-15 | Weblog
「野宿者のための静岡パトロール」の名称で毎月1回、駿府公園・常盤公園や静岡駅周辺をパトロールして野宿者のお世話をしているボランティアグループがある。2000年頃から活動を開始したとの事で10年近くの長きにわたり継続していることになる。労福協も「反・貧困」や「生活保護問題」に取り組んでいるので「現場の状況」を把握する目的も含めて私も先月からこの活動に参加している。夜8時に集合し、簡単なミーティングをして2~3班に分かれてパトロール開始・この日私は「駿府公園・社会福祉会館」グループに加わり行動しました。メンバーは様々な分野から参加し経験も様々です。リーダーは野宿者から状況を聞き取り適切なアドバイスをします。女性の介護士は健康状態について尋ね、病んでいないか確認をします。温かい飲み物、簡単な食料を手渡して激励もします。(私は経験が浅いので、飲み物・食べ物の運搬及び配布が主な担当) 今の私にとって一寸した声掛けは可能だが「相談・アドバイス」はまだまだ経験が必要だ。表題は野宿者にも配布される「情報チラシ」の題名です。活動の近況や、困ったときの連絡先・次回パトロール日程等が掲載されています。野宿者に至った原因は様々だが、共通しているのは、ほとんどが「頼れる人」がなく、孤独である点だ。それ故にこの様な「支援ボランティア」が必要不可欠でもある。労福協で何が出来るか分からないが答えを探すことも含め暫くはこの活動に参加していこうと考えます。(K)

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