みなさん こんにちは
最近、春の息吹を感じませんか?
なんとなく鼻がムズムズ、目がかゆい気がする、くしゃみが何度も出る・・・
そうです。ヤツが飛び始めたんです
杉の木から放たれる、あの忌々しい粉が!!!
今年は特に厳しかった冬から解放される喜びもつかの間、また悩ましい季節の到来です
話は変わりまして。
先月、主人の両親の故郷である大分県へ行ってきました。
祖母に子供を見せたいという主人の願いを叶えるためです。
私や子供たちは初大分になったわけですが、みなさん、大分県の国東半島をご存知でしょうか?
私は特にお寺や仏教といった類に縁もなければ大して興味もなかったのですが、国東半島の虜になってしまいました。
この国東半島にはたくさんのお寺があって、その寺院群を総称して「六郷満山」といいます。奈良時代から平安時代にかけて始まった六郷満山文化は、山岳信仰に天台宗、そして宇佐神宮をはじめとする八幡神への信仰が結びつき生まれた神仏習合による独自の仏教文化で、今年は1300年の節目を迎えるそうです。
また、寺院の多くに石造が置かれており、全国の約8割の石造仁王像がこの国東半島にあるといわれています。ほかにも国東塔と呼ばれる独自の塔や磨崖仏など多くの石造物が現存しています。
私たちは父の実家近くにある熊野磨崖仏に行ってきました。
長い石段を登った先にある大きな磨崖仏はとても穏やかなお顔で、なんとも言えない気持ちになりました。
ここの石段、その昔、鬼が石を積んでできたものだと言われているそうです。
鬼と言えば。国東半島は鬼も深く関係があるそうで、寺院の多くに鬼の面が保管されており、五穀豊穣や無病息災を願う伝統行事として「修正鬼会」という国東独自のお祭りがあるのです。
私の鬼のイメージといえば節分や桃太郎のように悪者ですが、ここ国東では先祖の化身といわれ福をもたらす象徴とされています。
というわけで、買ってきました!鬼の面
どうか我が家を守ってください鬼様~
すてきでしょ?うちの鬼
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