こちら黒金町の4階です。

静岡県労福協を身近に感じていただくために事務局員が交代で情報の発信しています。

2014年の振り返り

2014-12-26 | 県労福協

(金)の自宅近くから見える最近の富士山です。

冬になると雪が積もり、富士山らしい姿をほぼ毎日見ることが

出来ます。とても雄大で美しいです。

世界文化遺産となった今年、いつもこんなに近くで見ることが

出来る喜びを改めて感じました。

<静岡県富士市からの富士山>

 

さて、今日12/26で県労福協は仕事納めとなります。

1年の過ぎるのが早いこと!

みなさん、今年1年大変お世話になりました。

 

そこで、今年をちょっと振り返ってみることにしました。

 

何と言っても県労福協「創立50周年」のメモリアルイヤーでした。

大勢の関係者に50周年の節目を祝っていただきました。

無事に終わってやれやれでした。しかし・・・

 

創立から50年、半世紀経った今、勤労者を取り巻く環境は決して良いとは

言えません。多くの課題を改めて認識する節目の年となりました。

 

その様な課題を抱える中、昨年から準備を進めてきた「フードバンクふじのくに」

を立ち上げることが出来ました

                               <日詰理事長の趣旨説明>

4月には県庁記者クラブで立ち上げの記者会見を開き、多くのマスコミを通し

生活困窮者支援に取り組むことを宣言しました。

                                  <設立に関わった多くの関係者>

「フードバンクふじのくに」は10を超える団体が連携し、立ち上げました。

全国に約40団体あるフードバンクで10を超える団体によって立ち上げられたのは

「フードバンクふじのくに」が初めてです。

静岡市葵区宮ヶ崎に「フードバンクふじのくに」事務所も開設できました。

 

県下をカバーする民間のセーフティーネットとして各地区労福協にも食料品提供を取り組んで

いただきました。地区定期総会や各種イベントでフードドライブ(食料品を集めること)を実施し、

多くの食料品が県労福協を通して「フードバンクふじのくに」へ届けられました。

上の写真は沼津地区労福協の「綱引き大会」でのフードドライブで集められた

大量の食料品です。

浜松の労福協まつりでも段ボール箱に6箱も集めていただきました。

その他、各地区から続々と食料品が届けられています。地区労福協の組織力と

各役員の取り組みに対する熱い気持ちに心から感謝です。

 

フードバンク事業は始まったばかりです。長い取り組みになります。

どうかみなさん、よろしくお願いします。

 

そして、新しい事業として「語り部1000人プロジェクト」がスタートしました。

この間、多くの時間を費やし、多くの協議を重ねてのスタートとなりました。

「語り部講師育成ゼミ」として語り部のための講師を育成することを目的に

11名の語り部講師育成ゼミ生によりスタートしました。

これまでに3回の講義を受けましたが、ゼミ生はみんな真剣です。 

歴史伝承のためゼミ生の活躍が期待されます。

 

また、福祉事業団体の連携のため「協同組合間協同実践研究会」

立ち上げ向こう半年の研究会が進められています。厳しい市場経済に

協同組織事業団体が「連帯と協同」の総合力で立ち向かいます。

 

ほんの一部を駆け足で振り返りましたが、中身の濃い1年でした。

ご支援、ご協力いただいたみなさんに心から感謝申し上げます。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

良い年をお迎えください。(金)