(金)の自宅近くから見える最近の富士山です。
冬になると雪が積もり、富士山らしい姿をほぼ毎日見ることが
出来ます。とても雄大で美しいです。
世界文化遺産となった今年、いつもこんなに近くで見ることが
出来る喜びを改めて感じました。
<静岡県富士市からの富士山>
さて、今日12/26で県労福協は仕事納めとなります。
1年の過ぎるのが早いこと!
みなさん、今年1年大変お世話になりました。
そこで、今年をちょっと振り返ってみることにしました。
何と言っても県労福協「創立50周年」のメモリアルイヤーでした。
大勢の関係者に50周年の節目を祝っていただきました。
無事に終わってやれやれでした。しかし・・・
創立から50年、半世紀経った今、勤労者を取り巻く環境は決して良いとは
言えません。多くの課題を改めて認識する節目の年となりました。
その様な課題を抱える中、昨年から準備を進めてきた「フードバンクふじのくに」
を立ち上げることが出来ました
<日詰理事長の趣旨説明>
4月には県庁記者クラブで立ち上げの記者会見を開き、多くのマスコミを通し
生活困窮者支援に取り組むことを宣言しました。
<設立に関わった多くの関係者>
「フードバンクふじのくに」は10を超える団体が連携し、立ち上げました。
全国に約40団体あるフードバンクで10を超える団体によって立ち上げられたのは
「フードバンクふじのくに」が初めてです。
静岡市葵区宮ヶ崎に「フードバンクふじのくに」事務所も開設できました。
県下をカバーする民間のセーフティーネットとして各地区労福協にも食料品提供を取り組んで
いただきました。地区定期総会や各種イベントでフードドライブ(食料品を集めること)を実施し、
多くの食料品が県労福協を通して「フードバンクふじのくに」へ届けられました。
上の写真は沼津地区労福協の「綱引き大会」でのフードドライブで集められた
大量の食料品です。
浜松の労福協まつりでも段ボール箱に6箱も集めていただきました。
その他、各地区から続々と食料品が届けられています。地区労福協の組織力と
各役員の取り組みに対する熱い気持ちに心から感謝です。
フードバンク事業は始まったばかりです。長い取り組みになります。
どうかみなさん、よろしくお願いします。
そして、新しい事業として「語り部1000人プロジェクト」がスタートしました。
この間、多くの時間を費やし、多くの協議を重ねてのスタートとなりました。
「語り部講師育成ゼミ」として語り部のための講師を育成することを目的に
11名の語り部講師育成ゼミ生によりスタートしました。
これまでに3回の講義を受けましたが、ゼミ生はみんな真剣です。
歴史伝承のためゼミ生の活躍が期待されます。
また、福祉事業団体の連携のため「協同組合間協同実践研究会」も
立ち上げ向こう半年の研究会が進められています。厳しい市場経済に
協同組織事業団体が「連帯と協同」の総合力で立ち向かいます。
ほんの一部を駆け足で振り返りましたが、中身の濃い1年でした。
ご支援、ご協力いただいたみなさんに心から感謝申し上げます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
良い年をお迎えください。(金)
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