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環境霊園と樹木葬の見学研修

2011-11-21 | Weblog

少し前の話題になりますが11/11(金)に「LSCしずおか」と「生活協同組合コープしずおか」のメンバ中心に13名で横浜市緑区「環境霊園 横浜みどりの里」と東京都町田市真光寺町「NPO法人 エンディングセンター町田事務所 樹木墓地・桜葬」の見学研修に行ってきました。

この見学研修のきっかけは「今からはじめる老い支度」のセミナー参加者から寄せられる数多くの声にどれだけ応えられ、どれだけのサポートが出来るのだろうか?  それといま進めている「生きがい作り検討委員会」で具体的に何がどうできるのか?  それぞれの立場のメンバーが問題意識を共有した中での「見学研修」でした。

2つの施設に共通している事は、① 社会の変化、家族の変化から新しい墓地のあり方を提起していること。 ② そしてそれは確かなコンセプト・理念のもとに運営・管理されている事、③ 運営主体はいずれも「民営」だが、利益主義を排し、事業を通じて社会に貢献することを基本にしていること。 ④ そして何よりも強烈な信念を持ったリーダーが存在していることでした。

これらの「霊園・墓地」には多くの見学者が訪れ、利用者も年々増加しているそうです。 マスコミの取材、報道などもあるが、特別な広報活動はせずに大半が「利用者」からの口コミで広がっているのが素晴らしいと思います。 この事はなによりも「コンセプト・理念」が利用者に大きな支持を得ていることに他なりません。

今回の「見学研修」で参加者の多くは「課題の受け止め」と「為すべき方向」は共通の思いとして感じたのではないでしょうか。 私はそう考えますが、この課題を背負って前に踏み出すには相当の決意と沢山のパワーが必要なことも事実です。  さらに実現に向けては幾つかのハードルも考えられますが、確かな事はこの事業は、きっと社会的支持と数多くの利用者があるだろうと思います。 実現に向けては組織の高度な判断を要しますが「静岡モデル」として踏み出したいものです。(K)

追伸:今日から「労福協 東部ブロック協議会」の定期総会が茨城県で開催されています。 したがって「おまけの写真」はお休みです。