こちら黒金町の4階です。

静岡県労福協を身近に感じていただくために事務局員が交代で情報の発信しています。

第3回 生きがい作り検討委員会

2011-09-29 | Weblog

生きがい作りを更に深化させ、具体的なフォロー活動の展開などを行う団体の設立について「検討・研究会」が発足した事は8/4のこのブログでも紹介しました。  昨日(9/28)第3回目の「検討委員会」が開催されましたので内容の要旨を報告します。

具体的なフォロー活動の展開といっても???・・・分かり易くするために人気のセミナー「今からはじめる老い支度」を取り上げてどんなフォロー活動が必要か議論をしました。 その延長線で「コープしずおか」さんの「葬祭事業の展開計画」をお聞きしこれを土台にして「受け皿組織」の是非を議論するのが今回のメインでした。

コープしずおかさんからは葬儀後のサポートシステム(案)「(仮称)みまもりびと」の提案や高齢者社会に向けた取組むべき課題を「衣・食・住」のジャンルに区分けしての提起も併せてありました。 「配食サービス」「買い物バスの導入」「認知症のサポート講座」「家事サービス」「不用品の回収」「遺品整理」等々・・・・・数多くの課題項目が提起されて改めて「高齢社会での取組み課題」の多さを確認しました。

これらの課題は「ろうきん・全労済・生協」の事業団体が共通する高齢者の課題も数多く、「LSCしずおか友の会」の活動や会員へのサービス提供等・・・・関係する福祉事業団体との関わりも深いものがあるとの認識が検討委員間で共有されました。  また事業団体間の共同や有償ボランティア活動などを通じて対応していく事が必要であるとの認識でも一致しました。 今回は言葉での議論でしたので次回は今回議論した内容を図式化して議論を深める事としました。

もう一つの議論は「お墓」の問題です。 老い支度のセミナーでも最も関心が深く、数多くの質問も出されます。 検討会でどこまでの受け皿が提起出来るかはまだ分かりませんが取りあえずの第一弾の行動として「環境霊園・樹木葬」の施設見学を計画し実施する事としました。 特に「樹木葬」はNPO団体などが関わっている実態も多く何らかの示唆・方向性が得られればと思います。

この検討会も回を重ねるごとに「具体的な活動」が見えてきたように思います。 と同時に取組み課題の多さ、求められる体制、組織のあり方など実現に向けての課題も徐々に明確になってきました。 これからの議論が楽しみでもあります。(K)

▼おまけの写真は、長坂ICから清里にむかう

28号線の大橋から望む八ヶ岳。(Chu)

▼反対側(東南方面)には富士山も見えました。

多くの人が、カメラを構えていました。

▼橋の上には、J・Jさんのような? ライダーが列をなしていました。