欅並木をのぼった左手にあるお店

ちいさいけど心ほっこり、French!テイストなお店♪

夜空の星のような

2009-04-26 | message
"夜空に広がる星々のように。
小さな輝きではあるけど人の心に響く詩を書いていくから。
空の彼方に乞い、胸にあらわれた言葉たちをこれからは綴っていくから。
楽しみにしていてね。
不安な時にもともにいるコトバたちを。
すうっと胸のすくようなコトバたちをこれからは刻んでいくから。"

湖畔の明るみ

2009-04-26 | poem
湖に日ざしがさしこんで。
キラキラ輝く波間に一艘の舟が。
湖の真ん中あたりで、動くこともせず、ただよっているだけ。
昼下がりの時。時折、波間をかすめるように渡り鳥が横切る。

湖を見渡せる高い城壁から舟を見つめるふたり。
風で帽子を飛ばされないように。静かに動くことなく。
雲の動きが早く、うねるような雲の合間から太陽が。
新緑の山々を。湖をあたりを照らし出す。

城壁を駆け上がってくる男。手には白い便箋が。
手渡された便箋をひらき、読んでみると。
しだいに安堵の笑み。ふたりの中にあたたかな感情が。
見渡す湖にも日ざしの明るみがおりていて。風はさわやかで。

明るみの中の舟。湖の真ん中から動くことなく。
風は山からこちら側に。帽子を飛ばすほどもなく。
あたたかな気持ちを胸に。ふたり寄り添い静かな湖畔を見下ろす。
不安が希望によって消されていき。彼方の光が胸の奥まで届いたような。
そんな明るさを気持ちの中にとどめている。