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わたしという時

2011-05-30 | poem
わたしたちには父と母がいます。このふたりの人間がいて、わたしという生命が生まれてきたのです。
父は厳しくこの世界で生きていく知恵を授けてくれました。
母はこの世界にある愛について身をもって示してくれています。
こうしてわたしはこの世界での生き方を自然に身につけていったのです。

頭を使って何事も割り切っていくのは、ある意味自然の成り行きだと思います。
ですが、叡智は知性では解けない壁をも用意しているものです。
そうなると心が人の生きる道となりうるのでしょう。
たとえ理性で行きゆかないことでも愛が解決できることは実に多いはずですから。
冷たい知性が必要な時もあります。それと同じようにあたたかな愛が必要な時もあるのです。

ここは複雑な世界ですが、ひとつ確かなことが言えるのは、どんなことがあろうと自身のためになるということです。
それが感じられるようになるまでは、もしかするとこの世界に嫌気がさすかもしれません。
ですが、そこで思いとどまることはこの後(のち)賢明な選択になるでしょう。
絶望感にかられた時は純粋なるもの、創造の主に近いものに触れるといいです。
自然の造形物に触れることも・・。
どんなものが希望を発してくれるか、それは人それぞれ、ケースによっても違うでしょう。
ですが、願っていれば必ず明るみは訪れてくるものです。

刹那的な短絡的な考えは早く切り替えるべきだと思います。
奥深い、静かな泉のような想像力がこれからの生きる力を与えてくれます。
落ち着ける場所を探すことです。心を自然体に戻して、これからの希望を探していくのです。
あなたの中に秘められている才能・・。それは今まで使ったことがないかもしれない。
しかし、自分でも驚くような人のなせる力が、あなた自身に感じられる時がもう迫っているのかもしれないのです。

耳を澄ましましょう。心を鎮めることです。静かに静かに、わたしという時がなにかを知らせてくるはずですから。


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