STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

世界天文年 望遠鏡工作教室

2009年10月24日 | 星仲間
400年前、ガリレオが初めて望遠鏡を夜空に向けて、いくつも天体の新しい発見をしました。そのひとつ、木星の衛星の発見があります。ガリレオは木星のまわりには4つ(はじめガリレオは3つ)の星を見つけ、その星が日々位置が変わっていく様子を確認。それは、木星の周りを回っていることを突き止めました。

世界天文年の今年、そうしたガリレオの驚きと発見の追体験をしてもらおうという趣旨で、世界天文年日本委員会が「君もガリレオ!プロジェクト」というメニューを用意されています。それを取り入れた天文講座「望遠鏡工作教室」が中央公民館で企画されましたので参加してきました。
星の手帖社の4センチ屈折望遠鏡キットを用意して、参加者に工作してもらい、作りながら望遠鏡の仕組みやその歴史などを学ぶ内容です。
全員が望遠鏡を工作してピントが出ることを確認し、持ち帰ってもらいました。
工作後に実際の木星を観察してもらう予定でしたが、ここ数日の好天続きがふいに変わってしまい曇り空。木星を見ることができなかったのは残念でした。
木星の観察ノート配りましたので、自宅で晴れたら観察されるでしょう。
当時のガリレオが発見した驚きを体験してほしいと思います。