STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

熱狂の日音楽祭2007 序章Ⅱ

2007年05月06日 | 音楽(コンサート)
この音楽祭は、フランスのナントで行なわれている La Folle Journee という音楽祭を創設者ルネ・マルタンが日本に持ち込んだもの。今年で3回目。毎回テーマを持っていて、過去2回はベートーヴェンとモーツァルト。そして今年は特定の作曲家ではなく、民族のハーモニーと称して、フランス・ロシア・北欧などヨーロッパ周辺国(この言い方は適切ではないかも)の作曲家をテーマとしている。

会場は、本当にお祭りムードいっぱい。ホール周辺もちろん、ホールの中も照明を駆使して、音楽祭のロゴやスポンサーの商品名を壁に投影していたりしていた。(写真)

5回聴きに行ったコンサートは次のとおり・・・。
○ミシェル・コルボ指揮、ローザンヌ声楽アンサンブルほか、フォーレ「レクイエム」
○トリオ・ヴァンダラー、スメタナ「ピアノ・トリオ、ト長調、作品15」ほか、
○ローランス・エキルベイ指揮、アクサントゥス合唱団ほか、ドヴォルザーク「スターバト・マーテル原典版」
○シュマルフス指揮、エバーグリーン交響楽団、グリーグ「ペールグント組曲作品46、55」、シベリウス「フィンランディア、作品26」
○チャバ指揮、オレグ(ヴァイオリン)、シンフォニア・ヴァルソヴィア、シベリウス「ヴァイオリン協奏曲、ニ短調、作品47」ほか。

このうち、フォーレのレクイエムと、ドヴォルザークのスターバト・マーテルは今回180回を越える公演の中でも目玉となるもの。前者はこの曲の大御所の演奏。後者はなかなか聴くことができない。
その感想については、次回に・・・。

「熱狂の日音楽祭」2007 序章

2007年05月06日 | 音楽(コンサート)
東京国際フォーラムで行なわれている、熱狂の日音楽祭2007に行ってきました。
5月2日から6日まで、有料のコンサートだけで180もの催しがあったそうです。入場料も安く1回3,000円以下です。名の知れた演奏家、無名の演奏家様々でしたが、一同にこれだけの催しを開催するのはすごいこと。
行ってきたのは4日から5日。5公演を聴きに行ってきました。
早速会場に到着。写真はハーモニー広場と名付けたグッズ売り場と、巨大な垂れ幕。そこにいる大勢の人たち・・・。
ちょっとほかにない、音楽のお祭りでした。

レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の実像

2007年05月06日 | 絵画・芸術
東京国立博物館へ行ってきた。
3月から開催されている「レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の実像」展を見るためだ。ご存知のとおり、ダ・ヴィンチはルネサンス期の芸術家であり、物理学、天文学、建築学の基礎的な研究をした人である。
絵画では、「モナリザ」や「最後の晩餐」が有名だが、今回のメイン展示は「受胎告知」。これは完成された絵画では「最後の晩餐」に次ぐ大作で、フィレンツェのウフィツィ美術館以外では展示されたことがない、という貴重なもの。
1974年には、ここ東京国立博物館で「モナリザ」展があって、今回の「受胎告知」と同じ展示室に展示された。
午後2時頃到着。やはり長だの列。最後尾には35分待ちです、というプラカードを持った係員が。後尾に並んで入場を待つ。建物に入ると金属探知機による持ち物チェックを受けて入場。会場は、綴れ折りの順路が作られており、近づくにつれ、展示された「受胎告知」が観られるというもの。
案外小さい・・・と言うのが率直な感想。既に印刷物やネット情報によって画像を観ているので、現物はよりリアリティがあるものの、思ったほどの感激はなかった。
その後別会場の展示室へ。
こちらは、ダ・ヴィンチの様々な業績を映像や模型を使って紹介したもの。こちらの方がおもしろかった。時間があればもっといたかったけど、午後4時過ぎには次の予定のため、会場をあとにした。