飛騨の山猿マーベリック新聞

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💮💮藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2022年6月15日 金利が上がるということ

2022年06月20日 18時23分46秒 | ●YAMACHANの雑記帳

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◆大石あきこ,鮫島浩 立憲と朝日はそっくり!? 本気で闘ってるんかい!日本のリベラルが負け続けるわけはここにある 『維新ぎらい』『朝日新聞政治部』ダブル刊行記念対談

2022年06月20日 15時13分33秒 | ●YAMACHANの雑記帳

大石あきこ✖️鮫島浩 立憲と朝日はそっくり!? 本気で闘ってるんかい!日本のリベラルが負け続けるわけはここにある 『維新ぎらい』『朝日新聞政治部』ダブル刊行記念対談

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大石あきこ『維新ぎらい』→https://www.amazon.co.jp/維新ぎらい-大石-あきこ... 鮫島浩『朝日新聞政治部』→https://samejimahiroshi.com/club-book... 政治部デスクを歴任し新聞協会賞を受けたジャーナリストの政治解説 ウェブサイトSAMEJIMA TIMES で政治記事を連日公開→https://samejimahiroshi.com ■暮らしに余裕がない方にも広く読んでいただくため、全文無料公開にこだわっています。ご厚意でお支えいただければ幸いです。ご寄付は以下まで。 ゆうちょ銀行 記号 14310 番号 00668011 サメジマヒロシ 三菱UFJ銀行  広尾支店(店番号047) 普通  1139592 サメジマヒロシ
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★【密着】陸上自衛隊 地対空ミサイル「近SAM」実弾訓練 24時間365日「北の守り人」高まるロシアの脅威に備えて(2022年6月16日)

2022年06月20日 13時01分04秒 | ●自衛隊の抑止力

【密着】陸上自衛隊 地対空ミサイル「近SAM」実弾訓練 24時間365日「北の守り人」高まるロシアの脅威に備えて(2022年6月16日)

チャンネル登録者数 267万人
2022/06/17 テレビ朝日が取材したのは北海道静内(しずない)対空射撃場で行われていた地対空ミサイルの実弾訓練。 ・自衛隊第11高射特科隊 中山健隊長(41) 「侵攻前に比べるとロシアに対する警戒感は増している」 さらに、テレビ初取材北の最前線部隊にも密着。 ・陸上自衛隊第302沿岸監視隊 宮崎恭子隊長(50) 「しっかり日本の領土・領海・領空を守っていく」 24時間・365日 常に緊張と隣り合わせという任務とは― “北の守り人”たちの緊迫の現場を追った。 [テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
 
 
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★維新の不祥事が止まらない! セクハラ、ルッキズム、新たに部落差別、政活費二重計上…それでも吉村知事は「ちょっと不祥事」

2022年06月20日 11時05分07秒 | ●YAMACHANの雑記帳
維新の不祥事が止まらない! セクハラ、ルッキズム、新たに部落差別、政活費二重計上…それでも吉村知事は「ちょっと不祥事」の画像1
日本維新の会HPより

 参院選でのさらなる議席増を狙う日本維新の会に、問題行動や不祥事が相次いでいる。全国比例代表で出馬を表明している元東京都知事の猪瀬直樹氏による“公然セクハラ”には批判が起こり、さらに同じく全国比例代表で出馬する予定で「顔で選べば一番」発言で物議を醸した石井章・参院議員をめぐっても、明日20日発売の「週刊ポスト」(小学館)が「部落差別発言」問題を詳しく報じるという。

 まさに不祥事のデパートと化している維新だが、しかし、もっとも問題なのは、こうした不祥事を開き直っている党の体質だ。

 じつは、不祥事や問題が噴出することを見越してか、維新の副代表である吉村洋文大阪府知事は今月4日に東京・立川駅前でおこなわれた街頭演説会において、とんでもない発言をおこなっていた。

 演説中、「次世代への投資」を訴えていた吉村知事は、「自分たちの身分や自分たちのお金、そこに固執することは絶対にやりません」と強調。自身が議員任期1日で文通費100万円を満額受け取っていた問題では、いまだにその使途を明らかにしていないというのに何を言っているのだかという感じだが、吉村知事はつづけて、こんなことを言い出したのだ。

「ま、ちょっと不祥事する人はいますけども、許してください」

 よりにもよって党の副代表が、街頭演説で議員の不祥事を開き直り、“大目に見てくれ”と訴える──。呆れて開いた口が塞がらないとはまさにこのことだろう。

 だが、言っておくが維新で次から次に起こりつづけている不祥事や問題は、とてもじゃないが「ちょっと不祥事」などと片付けられるようなものでは断じてなく、黙認できるレベルではまったくない。あらためて、いま維新をめぐって巻き起こっている不祥事や金の疑惑、差別発言問題などについて整理しておこう。

まず、前述した「顔で選べば一番」発言の石井章・参院議員に持ち上がっているのが、地元・茨城での「バラマキ」疑惑だ。

この疑惑を報じた「FRIDAY」(講談社)6月24日・7月1日号によると、石井議員の事務所秘書たちは毎年、年末になると地元有権者に「もち」や「れんこん」を持って自宅を訪問しているといい、同誌はその「配布先リスト」まで入手。そこには事務所のある取手市のみならず、近隣の古河市や牛久市など150人以上の氏名と住所が並んでいた。さらに、同誌の取材に取手市在住の男性は「この辺はみんな石井章(の支持者)だよ。昔から『もち』を持って挨拶に来る。だから私たちはずっと応援している」とも証言をおこなっているのだ。

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◆<東京新聞社説>核禁条約初会議 日本不参加でいいのか&<東京新聞社説>週のはじめに考える 何を守る「安全保障」か

2022年06月20日 09時45分41秒 | ●YAMACHANの雑記帳

<社説>核禁条約初会議 日本不参加でいいのか

昨年発効した核兵器禁止条約の初めての締約国会議が二十一日から三日間、ウィーンで開かれる。核兵器使用が現実味を帯びる中、禁止を訴える意義は大きい。
 日本政府はオブザーバー参加の見送りを正式表明したが、唯一の戦争被爆国である日本の知見が今こそ、求められているのではないか。再考を促したい。
 核兵器を巡る環境は、ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに、大きく変わった。ロシアのプーチン大統領は核兵器使用を示唆し、核の恐怖が世界を覆っている。
 北朝鮮は七回目の核実験の準備を終え、指導者の指示を待っているという。日本では米国の核兵器を日本が共有する「核シェアリング」も浮上している。
 核兵器を巡るこうした緊張の高まりを反映して、スウェーデンのシンクタンクは近ごろ、核兵器の使用リスクが冷戦後で最も高くなり、これまで削減が進んできた核兵器の数が、今後は増加に転じるとの予測を発表した。
 核廃絶に向けた具体的な行動をとらなければ、核軍拡が加速し、核兵器が多くの人命を奪う最悪の事態を引き起こしかねない。
 今回の締約国会議では、核廃絶の手順や核実験を含む被害者への支援、環境汚染の修復を巡って討議する。締約国を増やす方策なども話し合われる見通しだ。
 日本からは被爆地広島と長崎の市長が出席、演説し、若者らも締約国関係者と意見交換する。
 「核軍縮がライフワーク」とする岸田文雄首相は核禁条約を評価しつつも、条約加盟やオブザーバー参加には一貫して否定的だ。
 首相は日本が議長を務める来年の先進七カ国(G7)首脳会議を広島で開催することを決め、今年八月の核拡散防止条約(NPT)再検討会議には自ら参加することを検討中とされるが、核廃絶に向けた本気度は伝わってこない。
 締約国会議へのオブザーバー参加は二十カ国以上で、北大西洋条約機構(NATO)加盟国のドイツとノルウェー、NATO加盟を申請したばかりのフィンランドとスウェーデンも含まれる。
 米国の「核の傘」の下でもオブザーバー参加は不可能でない。
 核兵器廃絶を訴える日本政府が核禁条約会議だけを無視するのは矛盾する。国際社会の理解を得るためにも、せめて次回からオブザーバー参加するよう求めたい。

<社説>週のはじめに考える 何を守る「安全保障」か

ロシアによるウクライナ侵攻の渦中で迎える参院選。政権与党が戦禍に乗じて問いかけるのは日本の「安全保障」です。防衛費の倍増を主軸に、国の責任として、仮想敵国の脅威から国民の「命と暮らし」を守るため、と。
 でも、そうでしょうか。
 外敵に備えるまでもなく、戦禍の脅威は既に国境の内に来ています。小麦などの供給危機に端を発した食料価格の急騰は、何より人の「命」に必須の食料だけに節約も厳しい。「暮らし」への打撃は低所得層ほど深刻です。
 だけど、国の対策は輸入肥料価格の補填(ほてん)など、供給側向け一辺倒。消費者の苦しい家計には支援の気配すらありません。
 底流には、いびつな金融緩和政策の傍ら、長らく放置された格差社会が広がります。増える低所得層に公助が十分届かない。新たな脅威が来るとしわ寄せは弱者に行き、守られるべき「命と暮らし」が守られない。コロナ禍でも見た日本政治の酷薄です。

◆次世代の命も守る責任

 この内なる「安全保障」の無策にこそ、私たちは目を見開かねばなりません。
 例えば、国の想定より六年も早いペースで進む「少子化」です。
 若い人々が将来に明るい展望を開けず、家族を持つことへの期待がうせる。その少子化がまた、社会や経済の活力をそぎ、将来を一層暗くする。悪循環です。
 無論、生涯子どもは持たないという個々人の自由は尊重されなければなりません。
 しかしながら、人間社会で世代の「命」をつなぐ子どもを産み、育てる営みは、その社会を末永く守り継ぐための根幹でしょう。
 ならば国の責任として今なすべきは、次世代にも向けて「命と暮らし」を守るため、少子化の悪循環を断つことです。日々の暮らしに窮する弱者にこそ、将来を明るくする公助が必要なのです。
 なのに、これほどの脅威を差し置いて、それでもなお防衛費倍増なのでしょうか。
 いや、単に少子化か防衛かの政策論ではありません。ここで私たちが問い直すのは「命と暮らし」を守る政治の責任の果たし方。ひいては国際社会で日本に求められる平和外交の理念です。
 話は二〇〇〇年の前後に遡(さかのぼ)ります。国連で新千年紀の一目標として「人間の安全保障」を惹句(じゃっく)とする取り組みが動きだしました。
 自国を敵国から守る国家の安全保障とは別に、世界で人々の命や暮らしを貧困、疫病、飢餓などの脅威から守る考え方です。
 実は、当時の小渕恵三首相が構想し、国連に設けた基金と有識者委員会が礎になりました。
 ノーベル経済学賞のアマルティア・セン教授と、緒方貞子・元国連難民高等弁務官(一九年、九十二歳で死去)=写真=が共同議長を務めた委員会は、〇三年の報告書で弱者を包括的に守る活動を方向付け。これを骨格にした「人間の安全保障」は一二年、国連の行動として定義付けられました。
 その理想は「持続可能な開発目標(SDGs)」の基盤ともなって、今に息づいています。

◆平和外交の意義と誇り

 再び遡って〇一年。年初にその共同議長に就いていた緒方さんは九月十一日。まさにニューヨークのビル四十階の部屋にいて「貿易センタービルが炎に包まれ、倒壊していく様子」を目撃しました。
 その恐怖が冷めやらぬ中で、自問を繰り返すシーンが自著の講演録などに出てきます。テロとの戦いが始まろうとしていました。
 いつどこで暴発するかもしれぬテロを相手に、国家の安全保障だけで国民を守れるか。テロの温床ともなり得る脅威から弱者を解き放ち、尊厳ある人生に導く「人間の安全保障」こそが今後、国際活動の主流になるのだろうと。自問は確信へと変わります。
 緒方さんはまた「人間の安全保障」が日本主導で提起されたことに、格別の意義を見いだしてもいました。平和憲法の下で経済発展を遂げ、その成果を基に政府開発援助(ODA)などで平和外交に尽くしていた、母国への「誇り」だったかもしれません。
 けれども、いつしか近隣国との間に疎通を欠き、近年「内向き」の外交姿勢に傾く日本に対して、緒方さんは独善をこうたしなめていました。「自分の国だけの平和はあり得ない。世界はつながっているんだから」…。
 もう一度、問い直します。
 それでもやっぱり、防衛費倍増でしょうか。近隣の仮想敵国に備える国境の守りですか、と。
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★“反維新”で参院選出馬の水道橋博士に聞く「政策の一丁目一番地は反スラップ訴訟法です」

2022年06月20日 09時24分44秒 | ●YAMACHANの雑記帳

参院選(22日公示、7月10日投開票)が迫っている。「自民大勝」の観測が流れ、野党がバラバラになる中、「反維新」を掲げてれいわ新選組からこの男が立つ。「れいわ旋風」が巻き起こった前回2019年の参院選から3年。流れを引き寄せられるのか。胸の内を聞いた。
■「演説も政策立案も芸人の延長上です」
 ──先月18日に比例代表で出馬すると表明して以降、事前告知なしのゲリラ演説を重ねています。街頭でマイクを握ってみて、手ごたえはどうですか?

 ゲリラ街宣という手法を知らなかったから、驚きでしたね。芸人としてはメチャクチャ面白い。浅草キッドで漫才をする時は、僕らに笑いを期待してお金を払ったお客さんの前に立つわけですが、ゲリラ街宣は行き交う人の足を止めて聞き入ってもらわなければならない。その場の聴衆に思いを届かせるためには言霊も大事だし、起承転結も必要だけど、事前準備はしていません。現場で周りをながめ、聴衆を見ながら話題を組み立ててしゃべっています。初めての漫談をやっているような感じです。エキサイティングです。
 ──楽しんでいますね。
 ある意味、芸人の延長上です。政策を考えるのは、新ネタを練るのと一緒。例えば、戦争反対は普通のネタだけど、経口避妊薬の使用をめぐる議論は、身近な「あるある」を考えることだと思います。ディベートでは、賛否のどちら側が観客の心を揺らせるかを自分の中でシミュレートしています。自分でも詰めが甘いなと思う演説もありますし、口調を変えてみたり、ローテンションで入ってみたり、とにかくいろいろ試しています。舞台袖が芸人にとって勉強になるように、他の人の演説も勉強になります。
 ──博士を名誉毀損で訴えた日本維新の会代表の松井一郎大阪市長の都内の街宣も見に行き、直撃したそうですね。

 正直、退屈な演説でした。銀座の演説は聴衆29人。拍手もまばらでした。そもそも、なぜ直撃したのかというと、松井さんのスラップ訴訟の対象となり、僕自身が被告になったからです。参院選に出馬するキッカケでもあります。松井さんの経歴を解説した他人のユーチューブ動画を紹介し、「これがもしも事実だったら訴えるべきですよ」とツイッターに投稿したら、松井さんは動画の内容を要約したサムネイルの文言について「これは名誉毀損で判決が出ています」と反射的に応じてきた。それから突然、法的手続きをとるとツイッター上で言ってきて、博士をリツイートした人も訴えると。僕の投稿をリツイートした無辜の市民4000人も威圧したのです。4月下旬に分厚い訴状の束が送られてきた。それで先月15日に新宿と銀座の街宣で直撃しました。その際、松井さんは「司法で決めましょう」と言っていたのに、先月30日に大阪地裁で開かれた第1回口頭弁論には案の定、姿を見せませんでした。
 ──松井市長との直接対話を試みた直後に行ったのが、れいわの山本太郎代表の街宣でした。

 松井さんの街宣を見た後に、縁あってれいわの街宣を見に行くことになりました。その時の一問一答で、松井さんからの訴状を掲げ、山本代表に「れいわの方で反スラップ訴訟法を作っていただくことはできませんか」と質問したら、「被害者のあなた自身が国会で作ったらどうですか」と返された。正直、ビックリしました。当初は立候補に必要な供託金600万円を党に用立ててもらうことは自分の流儀に反すると思いましたが、例外はあるにせよ、通例として党が供託金を出すものだと周囲に教えてもらって、家族を説得し、れいわの街宣から3日後に出馬を発表しました。もともと、消費税廃止や憲法改正反対など、れいわの基本方針が持論と一緒だったので、そういう政策面での一致も渡りに船でした。
 ──山本代表とのアドリブのやりとりから始まり、まさに電撃出馬です。
 選挙に出るとなると、地上波のレギュラー番組は降板しないといけない。番組サイドにも迷惑がかかってしまう。今はレギュラー番組がないので、そういう意味では出馬しやすいタイミングでした。妻からは、子ども3人が中学生、高校生、大学生なので「教育費に手を付けることはやめてください」と言われ、娘からは「自分は公の仕事に就きたい希望があるから、その時に後ろ指をさされるようなことはしないでください」ということを言われました。「家族に迷惑をかけないのであれば出てもよい」と受け止めました。息子2人には相談しませんでした。僕のやろうとすることに、あまり厳しくないから(笑)。

仮に当選しなくても、今回が最初で最後でもない

 ──過去にも出馬の打診があったそうですが、もともと政治が視野に入っていたのですか?
 もともと、ないです。中学校の先輩である(立憲民主党の衆院議員)江田憲司さんが、当時所属していた「みんなの党」から出ないか、と打診してきたことがありました。江田さんは殿(ビートたけし)と先に話を詰めていたそうですが、その時は殿に「出たくないです」と伝えました。東さん(前宮崎県知事の東国原英夫氏)が2007年の知事選に出馬するにあたり、師弟関係を解消した前例があったからです。そしたら、殿は「今回は例外にするから出ろよ」というふうにおっしゃっていました。面白がっていたんですよ。東さんが宮崎県知事になり、岡山県は水道橋、熊本県は井手らっきょだろ、と。そんな冗談が伝わって、橋本龍太郎元首相のご子息である(自民党の衆院議員)橋本岳さんが内々に僕のところへ来て「本当に県知事選に出るのか、出ないのか、ハッキリしてほしい」と言うほど、大きなウワサになりました。
 ──国会議員として何を実現したいですか。
 政策の一丁目一番地は、反スラップ訴訟法です。これは左右のイデオロギーに関係なく、賛成してくれる人が多いのではないかと思います。仮に当選しなくても、今回が最初で最後でもないなって思います。芸人の修業としても、なかなかいいじゃないかと思っていますから。
 ──岸田内閣は高支持率をキープ。「自民大勝」との情勢調査もあります。
「何もしない首相」だと支持率はこんなに上がるのか、というのが実感です。言葉に力のない首相のせいで、日本の政治が低迷していると思いませんか? 演説力のあるリーダーを見ると、うらやましいですよね。それこそウクライナのゼレンスキー大統領、イギリスのジョンソン首相もコロナ禍で前面に立って国民にメッセージを送っていた。安倍元首相も恐らくやろうとしたんだけど、そもそもスピーチが得意ではなかった。言葉の中身のない人がリーダーだから、政治そのものが活性化しないし、聞いている国民も言葉の力を信用できない。国会で118回もウソをついた人がかつて首相を務め、いまだに影響力を残そうなんて、おかしな話じゃないですか。
■小石を投げれば波紋を生み「岸田」まで届く
 ──そんな政治状況になってしまったのも、投票率の低さが要因では?
 日本人は我慢が好きだし、虐げられても、お金をあげるって言われても、要りません、努力しますというメンタリティーじゃないですか。コロナ禍の中、世界中で消費税減税や手厚い給付が行われているのに、日本だけですよ、皆が耐えに耐えているのは。将来が不安で結婚できない、子どもを産むこともできない、経済的に安定した生活を送ることができないけれども我慢する。「政治が悪いからだ」とならないのが不思議です。維新の言葉を借りれば、それこそ「政治は結果責任」なのに、例えば大阪府のコロナ死者数が人口比で47都道府県で最悪でも、なぜもっと抗議の声が出ないのか。失政の連続じゃないですか。社会に不安を抱えながら、未来にも期待できないのに、政権批判を許さない立場に立って勝ち組に回る人もいる。そのメンタリティーが問題だと思います。
 ──批判を嫌う風潮も広がっているように思います。
 批判をしない人に対して、批判しようとは思いません。ただ、投票には行ってほしい。静かな湖面に小石を投げれば、それが波紋を生み「岸田」まで届く、と思っています。
(聞き手=高月太樹/日刊ゲンダイ)
▽水道橋博士(すいどうばしはかせ) 1962年、岡山県生まれ。本名は小野正芳。ビートたけしに心酔し、猛勉強の末に進学した明大経営学部を4日で中退。追っかけを経て弟子入り後、87年に玉袋筋太郎と漫才コンビ「浅草キッド」を結成。現在、阿佐ヶ谷ロフトAでライブイベント「阿佐ヶ谷ヤング洋品店」を定期開催。「藝人春秋Diary」(スモール出版)など著書多数。

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💮💮藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2022年6月15日 金利が上がるということ

2022年06月20日 07時58分15秒 | ●YAMACHANの雑記帳

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