幸福の科学高知 なかまのぶろぐ

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偉人教育には、いじめをなくす「脱平等教育」の側面があると思います。

2019-08-28 00:59:38 | いじめから子供を守ろう

 

1992年バルセロナ五輪金メダリスト 岩崎恭子さん。

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幸福の科学の教育機関、幸福の科学学園中高校や、ハッピーサイエンスユニバーシティ(HSU)では、偉人の人生を学ぶことを重視しています。

土佐の英雄坂本龍馬先生の例を挙げるまでもなく、歴史上の偉人は皆、数々の困難に対して打ち勝ち、その過程においての努力や勤勉を通して、多くの富を社会に還元しています。

そしてそこには、多くの人たちに対して、また社会や国家や世界に対しての「愛」が、その人生の根底にあると思うのです。

だからこそ、そこに「徳」が生まれ、多くの方に、長く語り継がれているはずです。

そして我々は、偉人を学ぶことによって、努力の大切さや、個性を愛する心や、また様々な困難に遭遇した際に、彼らの人生から、苦難からの脱却の方法や発想など、多くのことを学ぶことができます。

私の場合は、小学校で学んだ、江戸時代の土佐の政治家、野中兼山(のなか けんざん)を知って、生まれ育った土佐の国への郷土愛が生まれました。

偉人伝を学ぶことにより、人生を立て直した方はとても多いでしょうし、郷土の偉人を知ることで郷土愛が深まったのも、私だけではないはずです。

しかし最近の学校教育では、偉人について学ぶ機会が減らされているとのことです。

この背景には、平等に重き価値をおく、共産主義的な思想の影響が大きいらしいのです。

それはどうやら、「偉人を認めると、人の価値に違いが出る。」という理屈らしいですね。

聞くところによると、小学校の運動会のかけっこで、よーいドン!でスタートして、1位の子もビリの子も、一緒に一列に並んでゴールする学校があるとのこと。

それでは、教育にならないです。

足の速い子、一生懸命早く走ろうと努力した子の、ハレの舞台を奪うだけでなく、「人生ってこんなもの」と子どもの心に植え付けているようなものです。

足が速くなくても、力が強いかもしれません。

手が起用かも知れません。

歌が上手いかも知れません。

絵が上手いかも知れません。

優美に踊れるかも知れません。

勉強ができるかも知れません。

人は、存在そのものが、平等に尊いのです。

それぞれの子が、それぞれのハレの舞台で輝くことを通して、人として輝き、最終的に世界が輝いていくのではないでしょうか。

また、行き過ぎた平等教育は、もっと深刻な問題の要因となります。

「いじめ」です。

現代的ないじめの多くは、「人と違っている」ということを発端として始まるのです。

それは行き過ぎた平等教育では、「違い」が許されないからです。

たとえば、1992年のバルセロナ五輪の競泳女子200m平泳ぎで、競泳史上最年少14歳で金メダルを獲得した岩崎恭子さん。

勝利後すぐの岩崎恭子のインタビューで 「今まで生きてきた中で一番幸せです」 の言葉は流行語にもなりました。

そんな世界のスーパーヒロインの彼女ですが、金メダル後、学校で深刻ないじめにあったのは有名な話です。

これなども、悪しき平等教育ならではですよね。

平等教育の環境下の教室では、世界一の生徒など、存在してはいけないのです。

このように、平等教育社会においては、人と違っていることだけでなく、凡人でないことであっても、たとえば、人より金持ちであっても、勉強ができても、美人であっても、男前であっても、いじめの対象になりえるわけです。

これが正しい社会でしょうか。

 

幸福の科学では霊言などを通して、偉人や成功者や超一流の人物の、生の声を経典で学ぶことができますが、これが幸福の科学の、自助努力を尊び、進歩を愛する精神的土壌となり、自由主義的でとても寛容な宗教となっているのだと思います。

「平等」の名のもとに、偉人を教育から排斥し、歴史から消すことは、結果的に個々人の努力を無意味化することとなり、個々人の個性を否定し、自由な社会形成を阻むこととなるはずです。

多くの学校で、偉人教育に力を入れてくださるところが、もっともっと増えてくださることを、私は切に願っております。

本日は経典『リーダーに送る「必勝の戦略」』(大川隆法著 幸福の科学出版)より、アメリカで最も尊敬されている大統領リンカンについての一節をご紹介いたします。

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映画『世界から希望が消えたなら。』予告編【2019年10月18日ロードショー】

映画「光り合う生命。-心に寄り添う。2-」監督インタビュー 天使のモーニングコール 1456回 (2019/8/24・25)

リーダーに贈る「必勝の戦略」 https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=123

リンカンが大統領になったのは、ちょうど、「国が二つに分かれるか否か」という南北戦争の前でした。このときに、リンカンが、「アメリカは二つに分かれてはいけない」という強固な意志を持っていたからこそ、いまのアメリカ合衆国があるのです。(中略)  

リンカンの思想を見てみると、彼は、「誰に対しても悪意を抱かず」ということをモットーとしていました。このような人が南北戦争の指揮者であったことは、不思議としか言いようがありません。(中略)  

リンカンについては次のような逸話もあります。  

ホワイトハウスにリンカンの友人が泊まっていたとき、その人が夜中にトイレか何かの用で廊下へ出ると、低い唸り声のようなものが聞こえてきたのです。「いったい何だろうか」と思って廊下を歩いていくと、ある部屋のドアが少し開いていて、そこから明かりが漏れていました。  

その部屋のなかを覗いてみると、奥のほうで、四つん這いになり、床のじゅうたんに爪を立て、脂汗を流し、涙を流しながら、低い声で神に祈っている人がいました。「誰だろう」と思ったら、それがリンカン大統領だったわけです。  

リンカンは、「私の考えは間違っていないでしょうか。私を正しく導いてください。同胞たちを苦しめないでください」というようなことを、一生懸命に祈っていたのです。  

戦いによって血が流れ、南の人も北の人もたくさん死んでいます。それゆえ、「これが正しい戦いであるかどうか」と悩むのは、国のトップとしては当然のことです。(中略)

これはトップの孤独です。上が「こうする」と決めたら、下はそれに従うだけなので、トップには、「これは、ほんとうに神の意に適っていることなのかどうか。間違っていないのかどうか」という悩みが尽きません。  

リンカンの場合も、「自分としては、奴隷制には反対であるし、南北の二つのアメリカを認めるべきではなく、一つのアメリカであるべきだと思うけれども、それが真に神の意に添ったものなのかどうか」ということで、毎夜、ものすごい苦しみがあったわけです。(中略)  

そのようにして夜な夜な祈っていたというのですから、まるで宗教家です。リンカンは、そういう人だったのです。(中略)

そのような人であったからこそ、人徳がにじみ出してきたのでしょう。こういう人の下で、アメリカは分裂の危機を回避して一つになり、奴隷制を廃止して平等な社会になったわけです。  

上に立つ人というのは大変です。能力だけで、すべてを解決できるものではなく、最後は、仏や神と同通しなければ、国難を乗り切ったり、人類を正しく指導したりすることはできないのです。そういう謙虚な心が非常に大事です。  

こうした偉人たちの例を参考にして、「与える愛、無償の愛とは何か」ということを考えてみてほしいのです。  

「人から称賛を得よう」とか、「自分が何かを手に入れよう」とか、そういうことを考えていない人たちが、世の中には、いるのであり、そうした人たちが時代を超えて世の中を照らしているのです。

『リーダーに送る「必勝の戦略」』(大川隆法著 幸福の科学出版)P90~95


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