幸福の科学月刊誌オープニングメッセージ「心の指針」より
『心の平和』
長い人生の間には、
あなたの敵として現れてくる人もいるだろう。
あなたを害し続ける人も出るだろう。
だが、よく知ってほしい。
愛と憎しみは、コインの裏表なのだ。
そもそも、あなたに関心のない人は、
あなたを敵視したり、批判したりすることはないのだ。
あなたは知らず知らず、
相手の自尊心を傷つけたのかもしれない。
あるいは、
相手の好意を無視したのかも知れない。
また、
相手の嫌っている人の味方をしたのかもわからない。
とにかく、
自分を害した人を、
いつまでも恨み続け、
憎しみ続けることは、
あなたの仏性を汚すのだ。
報復は、あなた自身の魂を、
地獄の泥沼に引きずり込むだろう。
許しなさい。
忘れなさい。
そして心の平和を得なさい。
![](https://thechange.jp/wp-content/uploads/2013/03/435e308e5f502e0be41307f8f3eb95bf.jpg)
『小事と大局観』
人は、明白な外敵に対しては、
命がけで戦うものである。
歯を食いしばり、
渾身の力をふりしぼって、
耐え抜こうとするものである。
しかし、案外と、
身のまわりのささやかな出来事や、
夫婦間の小さな意見のくい違い、
親子間の言葉の切れっ端にムッとして、
それが大ゲンカ、大騒動に発展する。
不思議ではあるが、
これも人生の真実の一面である。
疲れている時の一言や、
愚痴や疑いの言葉で、
離婚になる夫婦も多い。
あるテレビ・タレントに、
奥さんが熱中して
「〇〇様」とか唱えるので、
離婚になったケースもあるという。
これも人生の真実の一面である。
疲れている時の一言や、
愚痴や疑いの言葉で、
離婚になる夫婦も多い。
あるテレビ・タレントに、
奥さんが熱中して
「〇〇様」とか唱えるので、
離婚になったケースもあるという。
笑って見逃すだけの度量が欲しいものだ。
象は虎には負けないが、
ネズミや蟻の大軍には弱いらしい。
小事を小事であると割り切り、
常に大局を考える人間でありたいものだ。
![](http://j.people.com.cn/NMediaFile/2016/0812/FOREIGN201608121613000513697107217.jpg)
『光と影』
情報社会には、特有の罠がある。
知りすぎた人は、疑いが多くなる。
情報社会には、特有の罠がある。
知りすぎた人は、疑いが多くなる。
長所よりも、
短所の方が目につきはじめる。
そして、彼我の比較から、
苦しみを覚え、常に自分を責め苛み続ける。
ふと気がつくと、
自分が不幸であることを、
確認している自分がある。
まわりが明るく照らし出されると、
暗い影もくっきりとしてくる。
影だけを取り除こうとしても、
それは無理な相談だ。
光がある限り、
影はでき続けるのだ。
全てが闇に包まれる以外に、
影を消す方法はない。
はたしてあなたは、
本当にそれを望むのか。
影を心にとめるな。
光のみを見つめよ。
人の心は、同時に二つのことを思えないのだ。