ONE DAY MORE

漫画家・村田順子の
美食と薔薇 華麗なものが
大好き人生☆。.:*・°☆

香港に行って来ました~③!!

2015年02月18日 | 旅行

今回も行って来ました「龍簫(ドラゴンシール)」!
前回、あまりにも気に入って3回も続けて通いたおした店です
3年ぶりに行きましたが、若干大衆的になった印象。
香港在住のコーディネイターとして最老舗(ジャッキー・チェンの通訳と
しても有名)な辻村さんからは、なぜかこの店を全否定されましたが(笑)


ここの名物、一口サイズの腸粉。これはホタテとズッキーニの腸粉。
当初の感激は薄れたけど、やっぱり美味しいよ~


賞をとった泡飯は、やっぱり最高です~~!!
奥に写っている青菜炒めが、いわくの清炒豆苗(ただの塩炒め)。

私は清炒の青菜が大好きで、メニューに載っていなくても、どんな店でも聞
くとたいがい作ってくれるので、いつものように値段も聞かずにオーダー。
たっぷりの葉先だけの柔らかい豆苗は、それはそれは美味しかったです。

でもマイタン(会計)で「あれ?」と、値段がおかしいことに気づき、明細
を見たら、一皿300HK$(約5,000円)の値がついていました
思わず間違いじゃないか?と聞いたのですが「この値段です!」と言われ、
その後辻村さんが電話して確認してくれたけど、正規価格でけしてボッては
いないとのこと

ほかのお料理と比べても(たっぷり4人で食べられる泡飯でさえ170HK$)
異様な値段に、驚愕の一品となりました
前はそんな値段じゃなかったよね??


パラパラに揚げた米に上湯をかけた汁かけおこげ(泡飯)
ぷりぷりのエビが入っています。


これはデザートの湯丸。通常はスープに入っていますが、茹で上げた黒ゴマ
餡の入った餅に粉ピーナッツをまぶして、熱々を一口でいただきます


ここからは、上海灘が経営しているレストラン「チャイナ・タン」のお料理。


一軒で、中国のあらゆる地方のお料理を食べることができるというので、
どれほど本格的な四川料理が食べられるかを確かめたくて、四川料理を
頼んでみましたが、もう~~グーです。洗練されていて最高に美味しか
ったです!!


かつて香港で食べる四川料理は「なんちゃって」が多かったけど、なに
もかも良かった


ここからはセントラルの「MOTT」。
すさまじくスノッブで、レストランというよりバーのような暗い店内で、
自慢の焼き物を食べました。


こんなしつらえの雲白肉。
茹でた薄切りの豚肉に白ネギとかきゅうりが巻いてあります。
辛いけど、全体的に甘め。欧米人が好む味なのかな?


これも香港では定番の避風炒。揚げた魚介類にたっぷりのガーリックと
ナッツ類をまぶしていただくのですが、これはかなり「なんちゃって!」
な感じ。


「夜点心」というカテゴリーで、夜でもショウロンポウなどが食べら
れることになっております。夜というだけでお値段も倍ですが


ここでもあった四川料理。なんちゃら茄子。
う~~む・・・まずくはないがうまくもない。
もはや最先端の店で本格的な広東料理を期待するのは無理ですね。
ミシュラン(外国人)の評価は低くても、やっぱり昔ながらの有名店に
行くのが良い気がしました。


今回食べた中で一番まずかったのがコレ。
リッツ・カールトンの中にあるミシュラン二つ星を取得した「天龍軒」。
申し訳ないけど、何を食べても美味しくなかった~!!
味がね、濃くて甘いの~!!

とどめがこの山査子のゼリー。カチカチに硬くて、粉末のゼリーの素で
作ったような味でビックリ

ああ~~それにしても、レストランが高いです!!
二人で、たいして酒も飲まずに1回の食事に3万円~5万円かかり
ました。グランメゾンのフランス料理を食べに行ったと思えば、妥当
なお値段なのかもしれませんが、安かった昔を知っていると、なんだ
かジタバタしてしまいますね。

物価が安ければ、豪快に高級食材にもチャレンジしたんですけど、
ただの清炒豆苗が5,000円なので、恐ろしくて時価なんて手が出
せません