今回オルセーの『印象派とモード展』で、ジェームス・ティソ(James Tissot)
の絵を(もちろん原画!)これまた思いがけずたくさん見られたことは大
収穫でした。
このマロニエの絵も!思っていたよりはるかに大きい絵でビックリ。
この白と黄色のドレスは、同じものを着せた絵が他にもありました。
わざわざ同じドレスを着せたのか、同じモデルがたまたま同じ服を着て
いただけなのか?は不明。
ティソは、19世紀後期の風俗を描く「挿絵画家」のような印象でしたが、
いやいや立派な立派な油絵でした。
画集も海外から取り寄せ、ヒストリカルを描くうえでよく参考にしている
のですが、布の素材感やレース&フリルを描かせたら右に出るものが
いないくらい素晴らしいです。もっと評価されてもいいのになぁ。
白と黄色のドレスの謎も解けます。
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