ONE DAY MORE

漫画家・村田順子の
美食と薔薇 華麗なものが
大好き人生☆。.:*・°☆

Paris追記 新オルセー

2013年01月09日 | ヨーロッパ


昨年、壁の色を変えるなどして、印象派の絵がさらに活きる改装をした
オルセー美術館。私も約20年ぶりに行って来ました。
前に行ったときは、オルセー自体ができたてでピカピカでした

ここ数年感じるのは、パリやローマ(実は京都も)など世界的観光地が
とにかくすごい人にいつもまみれてる…!こと。
昔(20年ほど前)に比べて観光客が増えている…ということは、あき
らかに海外旅行に行ける人が増えたということですよね?まあ、中国人
だけでもすごい数だと思いますが。
貧富の差はあるとはいえ、海外に遊びに行ける人が確実に増えているこ
とは、平和な証拠できっと良いことなんでしょう。

でも、大きい美術館などは特に入るのが大変で、苦労します。
オルセーの行列もすさまじいものがありました。

幸い観測史上初!と言われるほどの暖冬で、ぜんぜん寒くなかったため、
並ぶのは辛くはなかったですが、絶対空いてるハズ!と読んで行った
17時でさえ、1時間半待ち

でも、ここがヨーロッパの良いところなんですが、入るのに時間はかか
るけど、中に入ればガラガラ。名画をゆっくり見られるんです
なんで入るのに時間がかかるかというと、入場制限をしているからなん
ですね。

日本の展覧会のように、入るのは簡単だけど、中が芋洗い状態で、何も
見えない…より、私はずっと良いと思います。

ただ、年末に始まったばかりの『L'impressionnisme et la mode 印象
派とモード展』(オルセー内の特別展)は、珍しくごった返していました。
印象派の絵画をモードという視点で再考する…という試みで、絵に描か
れているモデルが着ているのと同じ、もしくは似たドレス(当時のもの)
がたくさん展示されていて、知らずに行ったのに、思いがけず大変良い
ものが見られて超~ラッキーでした



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