夜の噴水ショーの翌日は、ヴェルサイユの
厩舎で、歴代王や皇太子たちが乗った馬車
見学と馬のショーを見に行きました。
パリ滞在4日目にして、3度のヴェルサイ
ユ通い。
いっそ半分はこっちに泊まれば良かった。
これはあらかじめ予約をしてなかったので
すが、ショーがあることに気づいたときは
満席だったのに、前日にチェックしたらキ
ャンセルが出たらしく、PCでチケットを
予約できました。超~ラッキー。
まずは、ここが馬車の展示コーナー。
無料ですが、入り口に立ってる係員が
ちょっと気難しいです。
入り口の写真を撮ったら、「自分を
撮るな!」写真を見せろ!と言われた
あげく消去させられました。
まあ復活できるけどね。
そこに立ってるのが悪いんじゃない?
看板はなく、どこもこのような垂れ幕で
ひっそりと場所を知らせます。
この建物の真ん前が、まさにこの風景
ナポレオンと妻ルイーズが乗った
馬車。
装飾がロココの時代よりシンプル。
マリー・アントワネットの次男、
シャルルの乗った子供用馬車。
細部が勉強になる。
馬車の内部も、天井、床、シート、
扉すべてが365度見られるように
バーチャル映像が各馬車の前にある
ので、良い資料になりました。
大革命後、復古王政のブルボン朝最後
のフランス国王シャルル10世が乗っ
た馬車。
八頭立てです。
これを描くのは大変だ~。
ルイ16世の子供たちが乗った
可愛いソリ。
レオパード。
御者の足元にも毛皮が。
ジョセフとシャルルで乗った
のかな?
ルイ18世の葬式用馬車。
19世紀末まで、各時代の要人たちを
乗せて葬列を飾ったようです。
さあ、次はお馬のショー 。
ここのイメージカラーはオレンジ。
ショーは撮影不可なので、始まる前
に記念に1枚。
ショーの内容はこんな感じ。
歩いて、円舞して、闘って…、
斜め下を向いてゆっくりゆっくり歩い
たりするのは、たぶん馬にとってはも
のすごく難しいんだろうな。
ショーの後は、スターたちのバック
ステージへ。
汚れた足をきれいにしてもらって
います。どの馬も美しい。
18世紀から変わらない厩舎。
何もかも素晴らしかった。