ONE DAY MORE

漫画家・村田順子の
美食と薔薇 華麗なものが
大好き人生☆。.:*・°☆

死ななかった金魚の大ちゃん

2009年09月27日 | ブログ


ここ一ヶ月間は、家の建て替え計画のため、設計士さんとの打ち合わせや、二軒あるうちの一軒が売れて、その受け渡し準備や引越しでせわしない日々でした。
そんな大変なさなか、夫はぎっくり腰になるし、私は更年期障害で体調悪いし、日記を書く気にもならず…。ブログってやりだすと止まらないけど、やらないとすごくめんどい(笑)。
でも、私は過去のことをどんどん忘れてしまう人間なので、やっぱり後悔しないうちに立ち上がろうと…、これからも頑張る所存でございます。

それはさておき、実家に一匹だけ残っていた金魚をもらって来たのですが、うちのヒラヒラしたりゅう金と違って、原型の鮒に近いせいかめっちゃワイルド
もらって来た翌朝、餌をあげようと玄関に出てみると、さっそく床で死んでいました。
食べられたりつつかれた形跡もないので、これは自らダイブしたんだな。水滴も残っていなかったし、ピクリとも動かないし、ウロコも乾燥しているし、もうとっくに死んでいると判断。可哀相だけどこれも運命…と合掌。でも、なんとなくすぐに埋める気にならず、そのまま30分ほど放置してメールの返事などをひとしきり打ったあと、もし宅配のお兄ちゃんでも来たら(玄関に大きな真っ赤な金魚が死んでたら)驚くだろうと、ようやくシャベルを持って庭の土を掘り、金魚に近づきました。
そしたら、なんと!ヒレが微かにピククッと動くではありませんか!
「ま、まさか!?」おそるおそる手で持ってカメに戻すと、一瞬だけぷく~っと腹を上にして浮き、その後エラをパクパクさせて元気に泳ぎ出しましたー。ビックリー\(゜ロ\)(/ロ゜)/。

いったいこの金魚(大ちゃんと命名)は、何時間くらい外にいたのでしょう?ダイブした衝撃で仮死状態だったのかもしれないけど、魚がそんなに長い時間水の外に出ていても生きていられるなんて、知らなかった。床に触れていた方のうろこは病気のように少し白くなっていますが、めっちゃ元気です。
もしあの一瞬にヒレを動かさなかったら、完全に埋めてた。
生命力の神秘を体験しましたよ。ああ~~驚いた