今月発売のYOUNG GUITAR 2014年4月号は
PeripheryがDVDに登場!
いやー、よくやってくれました!>YG編集部
あの曲や、あの曲のリフの弾き方がようやく分かった!という
ファンには嬉しい内容です!
でも、もっと収録時間、長くても良かったんじゃないの?!
ファンには、ちょっと物足りない長さでしたね・・・。
(まぁ、観れただけで満足しなくてはいけないかも知れませんが。)
それにしても、こうやって改めて分析・解説の映像&記事を見ると、
こういう新世代テクニカルギタリストの人達って、
どういう発想でこういうフレーズを生み出すんだろう?
どういう練習をしてたらこういうフレーズを弾くようになるんだろう?
と、旧世代の(涙)我々の想像の斜め上を行ってるなぁ、と実感します・・・
さらに、今月はJeff KollmanのDVDギター講座も!
相変わらずの素晴らしいプレイが観れて嬉しい!
ソロアルバム『Shedding Skin』収録の「Blues for Pop」を
丸々演奏してくれていますし、加えて、即席にしては
あまりに充実したレクチャー内容・・・。
いやー、タメになりますね~!
そして、スコアが何と、BABYMETALの「イジメ、ダメ、ゼッタイ」とは!!
いやー、思い切りましたね、YG編集部。
「なぜYGでBABYMETAL?!」と思う読者も少なくないかも知れませんが、
でも、僕は、これを「英断」として、高く評価します!!
以前のエントリーでも書きましたが、個人的には、ギターに限りませんが、
専門誌は、とかく「同好の士」の狭い輪の中に陥りがちなところがありますし、
それはそれで「深く掘り下げて研究する」という良い点もありますけど、
悪く言えば、新鮮味の無い同じような内容の繰り返しで、視野が狭くなってしまい、
さらに「それで良いんだ」と、思考停止に陥ってしまう危険性もありますよね。
ギター専門誌で言えば、毎年3月にはランディ・ローズ追悼企画で
オジーの「Crazy Train」のスコア載せとけ、とか。
でも、専門誌は、同時に、そういう視野狭窄気味の人達に「こんなのもあるよ」
「こういうのも試してみては?」という新たな視点、新たな世界を提示していくのも
一つの大事な役目だと思います。
僕個人的には、別にBABYMETALにハマっているわけではないですし、
どちらかというと「子供が唄う歌」が苦手な方なのですが、企画モノとしては
アニメタルとかと同様、こういうのもある意味面白いとは思っていますし、
楽曲としての「イジメ~」は、オケだけ見れば、正統派スピードメタルで、
ギターの速弾きもモノ凄いですからね~。
「イロモノだろ?」という色眼鏡で見るには、あまりに「本格派」のオケですからね・・・
今回のスコア掲載で「BABYMETALってイロモノでしょ?」と食わず嫌いな人に対して
新たな世界を提示して、「ああ、こういのもアリだよね」と、音楽的視野を広めることに
貢献するのでは?と思いますし。
というわけで、今月はYG編集部に惜しみない賛辞を贈りたいです!
1,000円出す価値のある、非常に充実した内容でした!
ところで、表紙のGeorge Lynch、もう今年で還暦とは・・・うーむ・・・還暦・・・