ROCK O' MOTIVE blog

Co-heyによるギター話、CDレビュー、その他雑記・雑感等

TOTO「Falling in Between」

2006-02-23 07:35:50 | Music Review
TOTOの新作アルバム『Falling in Between』です。

まぁ僕の場合、もう内容が良かろうが悪かろうが、ルカサーと聞けば
財布の紐が緩んでしまうので(爆)もうこれは一種の宗教というか
お布施みたいなもんだな、という感じで購入しました。(^-^;

で、内容的には、『Kingdom of Desire』以降の“ルカサー色の強い”
アルバムの流れではあります。初代ボーカルのボビー・キンボールが
復帰した前作『Mindfields』などは個人的には今一つだったのですが、
今回は結構気に入りました。1回聴いて印象に残る曲が結構ありました。

ところで、まぁ、どうしてもTOTOのファンって、初期の頃の姿を
追い求めてしまう人が多いと思うんですが、初期のTOTOと、90年代以降の、
アルバムで言えば『Kingdom of Desire』以降のTOTOは、もう完全に
別物のバンドだと思って聴かないと、きっともう現在のTOTOからは
第二の「AFRICA」も「HOLD THE LINE」も「99」も「ROSANNA」も
「I'LL BE OVER YOU」も「GEORGY PORGY」も「GIRL GOODBYE」も
「STOP LOVING YOU」も生まれてこないと思うわけですよ。
もはやああいう曲をやるバンドではない、あのバンドとこのバンドは
別のバンド、あるいは別のプロジェクトだ、と割り切って、
これはこれとして楽しまないと、結局「今回もまた良い曲がない。
ガッカリだ」みたいな感想になりがちだと思います、ハイ。

もっとも、初期ファンの立場から言えば(?)、確かに、現時点までの
TOTOのディスコグラフィーを踏まえて、全15曲ぐらいのTOTOのベスト盤を
作ってみろ、と言われた場合、果たして今回のアルバムから収録すべき曲が
あるかと言われれば、それは正直言って疑問です。
やっぱり「TOTO」の名の下に生まれた名曲はあまりにも多過ぎますからね・・・

というわけで、そういう割り切りが出来る人は買っても楽しめると
思います。(僕は今回のアルバムで、やっと割り切ろうと決意しました。)

そういう割り切りができそうにない人は買わない方が良いかも・・・?(^-^;
まぁでもみなさん、なんだかんだ言っても結局信者なんだから(笑)
僕のように黙って献金しましょう(爆)

そういえば、「PLAYER」誌のルカサーのインタビューで、ルカサーの
息子のトレヴァーのソロアルバムがリリース予定、とありましたね。
結構興味ありますね。やっぱオヤジと同じようなスタイルなんでしょうか・・・。
コメント (4)
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