ROCK O' MOTIVE blog

Co-heyによるギター話、CDレビュー、その他雑記・雑感等

Steve Vai 『Live at the Astoria London』

2005-06-25 23:28:08 | guitar
DVD 『Live at the Astoria London』

スティーヴ・ヴァイのライヴDVDです。もう1年半近く前から
輸入盤で出回ってましたが何となく買いそびれてて、
このたび、やっとこさ観ることができました。
まぁ、先日のG3来日公演を観たのも一つのきっかけなんですが・・・。

で、感想はと言うと「圧巻!」の一言です。
オープニングからいきなりビリー・シーンが唄う「SHY BOY」ですからね!
もう観てる方もいきなりヒートアップです。
以後、ギタリストのライヴ、というよりは、エンターテインメントと
呼ぶべきショーが2時間半ほど続きます。

まぁ音なんかは多少スタジオで修正してるんでしょうが、
ギターを振り回したり、叩いたり、あるいは舐めたりしても(笑)
ちゃんと音を出してるヴァイは、完全にギターを操ってる、という
印象です。

先日のG3来日公演のとき、某関係者がこんなことを言ってました。
「今回のヴァイのバンドで、一番“楽器を弾く”ということについて
才能があるのは、実はトニー・マカパインだと思うよ。だって、
ヴァイもビリーも、みんなそれなりに練習・努力してあれだけの
テクニックを身に付けたわけだけど、マカパインは、アイツ、
ホントに練習してないくせに余裕であれだけ弾けるからね(笑)」
で、まぁ、確かにギターテクニックだけ見ればそうなんでしょうが、
でも、独自の世界を創り出す作曲能力、既成概念に囚われないギタープレイ、
そして何より観客を楽しませる数々の演出、というところを考えると、
ヴァイほどのレベルに達しているギタリストって、実は
世界にもそんなにいないよな、と思いました。

そのマカパインのギターは、G3のときと同じで、音量があまりに
小さ過ぎて良く聞こえません。ライヴならともかくDVDだし、
編集段階で修正ぐらい出来たでしょうに・・・。ヴァイの
嫌がらせでしょうか?(爆)

それはともかく、2時間半弱、ヴァイの完璧なステージが
楽しめる(そしてややお腹いっぱいになる(爆))DVDです。
お買い得&ギタリスト必見ですね、これは。
まだご覧になってない方は是非ご覧になって下さい!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする