怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

インゴルシュタットの高級住宅街

2018年02月21日 | 家屋
年末に知り合った義両親世代のドイツ人女性宅に招かれた。
ドイツの冬らしいどんよりとした画面。いくら修正しても明るくならない。

ここを歩いていて、何か変だな、空が広いぞぉ、と思った。

おお、二階建ての家がほとんどない。上に高くない分、地上面に広い。
もしかして、ここは高級住宅街か?

新しい知人G夫人はこの住宅街に住んでいるが、親族の家に間借りをしているのだそう。
充分すぎる広さの居間と、これまたでかい寝室。小さな台所付き。もちろん専用のバストイレ有り。
一人で使うにはもったいないくらいだ。
共有玄関も素晴らしく広く、感動させられた。

さて、彼女の手料理をごちそうになった。

義母と同世代といえども、食べるものの好みは全く違うことを認識。
まず、魚料理が出る、というところで違う。義母は仕方なく魚棒など出来合いのものを使うものね。
出来合いと言えば、この写真の皿の上の半分以上は出来合いの品を温めるだけのものだ。
ウチではまったく買わないので、私は自分の人生で数度しか食べたことがないものばかりだった。
そういうわけで、他人の手料理に招かれるのはとてもいい経験だと思っている。
おいしかったぞぉ~。
「次回はパイ生地でホウレンソウを挟んだイタリア料理にしましょうね」
とG夫人は言った。

さて、家に戻って義母にこの地域の話をすると彼女はよく知っていた。
「商売が上手くいった人たちが集まっている地区よ」
いろいろな店や会社の名前を挙げていたが、聞き取れず記憶に残っていない。
G夫人は他地域から去年引っ越してきた人なので、インゴルシュタットの商売成功者ではないことだけは確実だ。
うん、金持ちの親族がいるとこういう幸運に恵まれるのね。
いや、きっと、彼女もガンガン稼いでいた人なんだろうなぁ。
働かざるもの、義親の支配下になるべき。
と、しんみりと思ってしまった。









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