怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

具合の悪かった一日

2018年05月03日 | アジア事情
寒い時期は風邪を引かないように注意を払っている私なのに、暖かくなると気が緩むのと、季節の変わり目であることが加わって、必ずと言ってもいいほど体調を崩す。
原因不明の軽い頭痛が吐き気を伴うんだ。吐き気のある頭痛は気をつけなければならないとされているようだが、いままでは苦しいだけでなんともない。
今回は大変だったのは、朝から一日中だったことだ。いつもは夜の数時間なのに、今回は朝からだった。
当然、義母を巻き込む。
心配してくれるのはいいが、頭上からいろいろ言われるのが恐ろしい。
「部屋にこもっているからですっ」
「PCやりすぎっ!」
ここのところ毎日のように外出しているのにねえ・・・反対意見を述べるために口を動かすのも難儀なので唸っているだけのリす・・・
昼食時近くになると、なんと義母は「ソーセージを食べないか」と言い出す。
こんなに具合が悪そうにしているのにどうして物を口にできると思うのか?
また、それもお粥のようなものならわかるが、ソーセージって。こちらの人たちは何が何でも肉を口にするのだろう。
やっとの思いで、昼食はいらない、という意見を通した。
夕刻になると、食え食え攻撃がますます激しくなった。
オートミール粥を鍋ごと持ってきて「起きて食べなさい」と義母は言った。
起き上がると激しい吐き気が襲うことを何度も言っているのに、まだわからないか!
もう、説得は無理と諦め「ない~ん」と布団を頭からかぶって隠れた。
「置いておくから、食べるのよっ」

それから数時間後、ちょいと調子いいかも、と起き上がると峠は越えたようですっきりとした気分だった。
枕元に置かれた鍋のなかのどろどろを少々食べて本格的な回復に向かった。

脳血管関係の重篤な頭痛だったら、義母は理解してくれるのかどうか不安だ。
自分たちより若いから大丈夫だろう、というだけの理由で病院へ連れて行かないかもしれない。
かなりうるさいと感じる義母の面倒見のよさは受け入れるとしても、今までの経験から、もしかしたらどんな症状でも医院・病院へすぐに連れて行ってくれないかもしれない、という不安はある。
まあ、その時は、それで終わり、と諦めるのも私の人生かな、と受け入れられる昨今も気分でもあるけれど!

唸っているときに届いた画像。

台湾の実家に帰省中の台湾人から。
「こちらのケーキは小さいけれど、繊細なおいしさがあります」
と書き添えられていた。日本と同じね。マレーシアからも日本と似たようなケーキの画像がたくさん送られてくる。
ケーキのレベルもすでにアジアのほうが上・・・って書くことが最近はできない。
西洋と(いや、ドイツと)アジアのケーキは、全く別物、と思ったほうがいい。
パンもそうだもの。それぞれの地域のケーキとパン。違ってよろしい。
どちらがおいしいかは子供の頃に慣れ親しんだ味の勝ち、のことが多いものだし。




1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お大事にね (詠み人知らず)
2018-05-03 23:57:01
異国で体調を崩すのは不安が大きいと思います。でも、お姑さんのように親身になって気を配ってくださる方がいてよかったですね。
お大事になさってください。
返信する

コメントを投稿