すでに6,7年の付き合いがある日本在住の同居嫁M子さん。
彼女の記述が印象的だったので、紹介することにした。
Mさんの住む地域は長男の嫁として嫁いできて、義両親と当然のごとく一緒に住んでいる家庭が多いらしい。
苦労の多い嫁たちのためのサークルがあるようで、そこでのできごとを書いたものから一部を抜粋して掲載許可をもらった。
この会が、これまで続いてきた意味が分かる気がしました。
田舎の嫁っこならではの、苦しみが分かち合えるからです。
盆と正月の、女中扱い。
手作り料理を並べて、準備しておいても、
訪れた自分の客に
「ろくに、食うもんもねえけど、飯食ってけ」
と、嫁の前でさらりと言う姑に、30年以上仕えてきた戦友たちです。
どこのどういうつながりの親戚なのかよくわからない人たちが、
ザワザワと飯時にやってきては、飲み食いしていくのが、
当たり前という、まるで、東南アジアかアフリカのような
風習?がいまだにあるのです。
「盆と正月の、女中扱い」
これは私の実家付近でも聞いたことがある。
彼女は同居の嫁ではないが、旦那さんの実家の長男は独身、長女は結婚して近所に住んでいた。
何か、実家で行事があると、次男の嫁の彼女が一日中料理をしなければならないと嘆いていた。
長女も実家にやってくるが、何もしないのだそう。
そんな話を聞けば、結婚に対する意欲など、薄れるだろう。実際私もそうだった。
嫁は行事料理係・・・
そういえば・・・
すでに4,5年前の経験だ。万一、これをご本人が読んでいたらごめんなさい。
旦那さんの仕事の関係でドイツに1年予定の駐在予定で来た日本人一家。
その旦那さんの知り合い(日本人男性)が、私の夫の日本在住時の友人だった。たまたまその友人がドイツ出張時に、みんなで合流しよう、ということになった。
その駐在家族の住まいに集まったんだ。
奥さん、ずっと料理しっぱなしで私たちとテーブルで一緒に話す時間が、全くなかった。
このとき、日本の風習を目の前で見せ付けられ、私は台所を手伝うべきなのかずっと悩んだものだ。
結局、三人いる小学生の子供たちがよく働いていたこと、知らない台所に立つ自信がなかったことなどで、私はそのまま男たちの会話に混ざっていたんだ。
私のこのときの態度がよかったとか、悪かったとかは考えないことにしている。
「ろくに、食うもんもねえけど、食っていけ」
この言葉は一種の挨拶の種類で、言っている本人だって、ヨメが必死になって作ったものだと知っての発言だろう。
子供の頃、親が卑下するつもりで私を他人の前で「できない子だ」と言ったのを、わかってはいるけれど気分が悪かったのをよく覚えいる。
ましてや姑という他人が同様なことを定期的に30年も言うのに付き合っている日本女性たち、凄すぎ。
人権を踏みにじる発言のようにも感じるぞ。
「東南アジアかアフリカのような
風習?がいまだにあるのです。」
ここは笑えた!
アフリカは知らないが、マレーシアでは経験したんだ。
訪問先のインド系マレーシア人に誘われて、彼女の知り合いの結婚披露宴に行くことになった。
もちろんその結婚式の主役たちを私は一切知らない。
そう、その主役たちと親族にとって私は「よくわからない人たち」の一人で、飯時にやってきて飲み食いさせてもらったさ。
そのときは「マレーシアはこんな他人でも快く迎えてくれるいい国だ。日本じゃあありえないだろうな」
と思ったものだ。
ひゃー、あったのねっ
M子さん、そのうち、どさくさにまぎれて飯時に伺うからね!
ちゃんとエプロン持参で手伝う気満々でいくから安心してくれー
彼女の記述が印象的だったので、紹介することにした。
Mさんの住む地域は長男の嫁として嫁いできて、義両親と当然のごとく一緒に住んでいる家庭が多いらしい。
苦労の多い嫁たちのためのサークルがあるようで、そこでのできごとを書いたものから一部を抜粋して掲載許可をもらった。
この会が、これまで続いてきた意味が分かる気がしました。
田舎の嫁っこならではの、苦しみが分かち合えるからです。
盆と正月の、女中扱い。
手作り料理を並べて、準備しておいても、
訪れた自分の客に
「ろくに、食うもんもねえけど、飯食ってけ」
と、嫁の前でさらりと言う姑に、30年以上仕えてきた戦友たちです。
どこのどういうつながりの親戚なのかよくわからない人たちが、
ザワザワと飯時にやってきては、飲み食いしていくのが、
当たり前という、まるで、東南アジアかアフリカのような
風習?がいまだにあるのです。
「盆と正月の、女中扱い」
これは私の実家付近でも聞いたことがある。
彼女は同居の嫁ではないが、旦那さんの実家の長男は独身、長女は結婚して近所に住んでいた。
何か、実家で行事があると、次男の嫁の彼女が一日中料理をしなければならないと嘆いていた。
長女も実家にやってくるが、何もしないのだそう。
そんな話を聞けば、結婚に対する意欲など、薄れるだろう。実際私もそうだった。
嫁は行事料理係・・・
そういえば・・・
すでに4,5年前の経験だ。万一、これをご本人が読んでいたらごめんなさい。
旦那さんの仕事の関係でドイツに1年予定の駐在予定で来た日本人一家。
その旦那さんの知り合い(日本人男性)が、私の夫の日本在住時の友人だった。たまたまその友人がドイツ出張時に、みんなで合流しよう、ということになった。
その駐在家族の住まいに集まったんだ。
奥さん、ずっと料理しっぱなしで私たちとテーブルで一緒に話す時間が、全くなかった。
このとき、日本の風習を目の前で見せ付けられ、私は台所を手伝うべきなのかずっと悩んだものだ。
結局、三人いる小学生の子供たちがよく働いていたこと、知らない台所に立つ自信がなかったことなどで、私はそのまま男たちの会話に混ざっていたんだ。
私のこのときの態度がよかったとか、悪かったとかは考えないことにしている。
「ろくに、食うもんもねえけど、食っていけ」
この言葉は一種の挨拶の種類で、言っている本人だって、ヨメが必死になって作ったものだと知っての発言だろう。
子供の頃、親が卑下するつもりで私を他人の前で「できない子だ」と言ったのを、わかってはいるけれど気分が悪かったのをよく覚えいる。
ましてや姑という他人が同様なことを定期的に30年も言うのに付き合っている日本女性たち、凄すぎ。
人権を踏みにじる発言のようにも感じるぞ。
「東南アジアかアフリカのような
風習?がいまだにあるのです。」
ここは笑えた!
アフリカは知らないが、マレーシアでは経験したんだ。
訪問先のインド系マレーシア人に誘われて、彼女の知り合いの結婚披露宴に行くことになった。
もちろんその結婚式の主役たちを私は一切知らない。
そう、その主役たちと親族にとって私は「よくわからない人たち」の一人で、飯時にやってきて飲み食いさせてもらったさ。
そのときは「マレーシアはこんな他人でも快く迎えてくれるいい国だ。日本じゃあありえないだろうな」
と思ったものだ。
ひゃー、あったのねっ
M子さん、そのうち、どさくさにまぎれて飯時に伺うからね!
ちゃんとエプロン持参で手伝う気満々でいくから安心してくれー
聡明なリスさんならおわかりでしょうが、ご主人様の友人の件は、お手伝いすべきでしたね。きっとあちらの奥様はここに出てくる長男のお嫁さんたちの気分だったと思います。
実際に手伝わなくても、心から「お手伝いできることありますか」と言ってくれるだけで気分が違います。
読者の若い人たちへ、老婆心ながら一言。
家庭ごと「嫁」に求められるモノが違ってきているのも今の流れかなあとボンヤリ思ったりもします。