怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

他の人の文章も面白い。撮り貯めておいた写真を使い切りたい。

2018年05月30日 | 日本
ネット仲間の陽虎さんの文章が面白かったので、彼の許可を得て掲載。


「お肌のピークは何歳か」との、私には珍しい内容のものを書いたら、女性のかたがたから、いろんな興味深いコメをいただいた。
へー、何だか面白いな、と感じたのは、それらのなかで、「50歳が一番良かったと思います」とのコメが、それよりだいぶ上のご年齢の女性がたから、ある程度寄せられたことだ。そういうことは、確かに、それをだいぶ超えた年齢の女性でなければ、分からないことだ。
そしてそういうことをいわれているかたは、その理由として、女性にとっての人生の充実とは、子育てからも解放され、それまでの生きかたの蓄積が外面に現れてくるのはその年齢だからなのではないか、といわれているのだ。
それは、何だか、分かるな。
普通の、20代の前半か中ごろあたりで結婚して家庭を持ち、そのあたりから子育てを開始する女性であれば、ライフサイクルとしてそうなるのであろう。

また、乳がんという大病のご経験を40代の終わりでされたかたは、それを克服した後は、お肌や顔の皮膚もつるつるになったと、述懐されている。
めでたい。
そのおなじ病と現在闘っておられる別のかたも、快復されることを、心の底から祈る。
また別の方は、子どもの時代は色黒でアトピーでそばかすだらけだったが、成長して大人になってからは、お肌が白くなったと、書かれている。
そうなってから後のアルバムを見ると、その白い肌にいろんなカラーの服がよくフィットして素敵だと思うと。
さらに、子どもを生んだ後のお肌はよく褒められたとも。
これも、よかったですね。
素晴らしい。

つまり、禍福はあざなえる縄の如しとの古来からのことわざにいうように、お肌の色や状態も、ある時期ダメなことがあっても、そうそう悲観ばかりしたものでもないということか。
人生何ごとも、ある時期だけで決めつけてはダメだと。

そういえば、一度も病気などならず当然入院などもゼロだった私も、7年前の62歳で大腸がんになって、驚いた。早期がんではなく、進行がんである。
だが悪運強く、手術をし、二週間の入院で無事この世に生還した。
退院の際、別室に呼ばれ、抗がん剤治療を3か月します、髪が抜け、やる気と食欲が激減するので覚悟して下さいとレクチャーされ、脅かされたが、元から薄いので仕方がない頭髪の外は、そのような変化は、何もなかった。
ただ、こんな変化があった。
それまでも嫌いではなく、従って食うことは食っていたものの、とくに旨い!とは一度も思ったことのなかった野菜を、旨い!と感じるようになった。
それと、それまでにそんなことはまったく思わなかった街で見かける幼児のガキを、我ながら奇異としか思えぬのだが、あろうことか、可愛い!と、つねにではないが、思ったなりするようにまで、なったのだ。
この2つは、私には、驚天動地の変化である。
それを学生時代からの旧友たちに、飲み会の席で暴露すると、必ず、「陽虎も、もう終わりだな。落ちぶれたな」と、揶揄される。
人生、一定ではないということである。





以下の写真は、いつかブログ記事にしようと思って撮っておいたもの。
近所の公園に2,3年前に設置されたものだ。
 
結構面白い。
 




そういうわけで、今日は知人の協力と昔の写真を引っ張り出してくるという怠惰をさせてもらった。
たまには、こういうの、許してくれぇ~~




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