怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ハエ取り紙設置とセモリナ粉粥の不味さ

2016年10月01日 | カテゴリー分けするのに飽き
義両親たちは屋根裏部屋のハエに悩んでいる。
義父は毎朝、窓を開けてハエを外に出しているらしい。
私は毎日掃除機で吸い込んでいる。今頃内部の紙パックはハエでパンパンだろう。想像するのも恐ろしいっ。
そうした努力をしても、どこからか新たにわいてくるようで、一向に減る気配がない。
義母は「ハエ取り紙をつけましょう」と提案した。
義父は猛反対した。「薬剤の臭いが臭い」と。
屋根裏部屋は卓球部屋にもなっていて、義父は毎朝のトレーニングを欠かさない。
「薬剤ではなく、接着剤の匂いですっ」
と義母は義父を説得していた。
いや、その接着剤もあまり健康によろしくない成分だと思うのだけれど・・・

義母の言うことは大抵通るので、早速吊り下げられた。

西側の窓に一本。

東側の窓に一本。
この光景は、実父の田舎の風景だな、と懐かしく思う。
ハエ取り紙がこんなに国際的に愛されているとは知らなかったぞ。
髪が絡まって危険なのだけれどねぇ。子供の頃の記憶を思い出す。こんな原始的なやり方をするからいけないんだ、とハエ取り紙のせいにしたものだ。
ミュンヘン在住のブログ読者から、自宅に自身で吊り下げたそれに髪を20本ほど奪われた、とコメントをいただいて、笑ってしまった。
私はそんなへまはやらないと、慎重に撮影に挑んだ。へへっ
吊り下げて数分も経たないのに、すでにわなに引っかかったハエが数匹みえるぞ。ばっかだなー。

ハエ駆除のあとは昼食だった。
自家製ズッキーニのスープ。タピオカ入りで、どろっとしていた。

主料理はセモリナ粉の粥。
セモリナ粉を牛乳で煮て、卵と砂糖を加えたもの。

これにさくらんぼのシロップ漬けやシナモンシュガーを添えて食べる。

もちろん、私には嫌いな献立。
食事には塩味のものを主にしたいと思うのは、おかしい感覚なのだろうか、と最近疑問に思ってくる。
思い出してみると、菓子パンを昼食にしていた中学、高校の頃があったもの。
ただし、夕食はきちんとしたものを食べていたからなぁ。
ここの食生活は、どちらかというと貧しげな印象だ。
急速な、更なる多民族国家化で、その悪しき伝統も変わっていくだろうけれどねぇ。
アフガニスタン料理など、とてもおいしいものばかりだぞ。ドイツ人、真似てくれ~


1 コメント

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Unknown (金魚のすいすいダンス)
2016-10-03 19:46:48
んー 慣れれば、美味しそうです!

でも、醤油と本だしと、コシヒカリは手放せないですねぇー
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