怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

どうしても汚く感じる手なんだ。その対策を思いついた。

2018年06月29日 | アジア事情
向こうに脚とおなかが見えるのは71歳ドイツ人女性A子さん。
左側にはアフガニスタン人Sさんが座っているが写らなかった。
手が写っているのは推定年齢60歳の台湾人S子さん。

四人でアフリカ人難民の悪口を言い合ったんだ。
「臭い」「怠け者」「婚姻関係も恋人関係もなく次々と子供を産む」
ドイツ人A子さんはアフガニスタン人Sさんがいない場ではアフガニスタン人難民の悪口を言うし、
アフガニスタン人Sさんはドイツ人がいないときには、接してきたドイツ人たちがいかに怠惰か私に語るものだ。
台湾人S子さんに至っては、大陸中国人を含め、同胞の悪口を言う。
私は言葉の壁もあり、もっぱら聞き役だ。
まあ、そういった会話はお互いちょいとした本音を言い合ってお互いの腹のうちを見せることで親しくなろうというものだから、あまり罪はないと思う。

さて、S子さんのこの手。
私が作ってきたおにぎりを食べているのだけれど、どうして割って食べるのか?
手がべとべとになるではないか。
彼女の衛生観念は、すでにドイツに30年以上住んで、国籍も取得しているせいでドイツ並み。
手を洗うことなく、素手でおにぎりに触る。わざわざラップで個包装する私の手間など絶対に考慮しない。
もっとたまげるのはその、右手に持ったおにぎり一口分を私に「食べろ」と言うんだ。
そのおにぎりに始まったことではなく、彼女と付き合いが始まってから、逢う度にこのように素手で分け与えてくれる。パン、果物、ケーキなどなど。
明らかに嫌がらせではなく、単なる好意でやっているのだけれど、私は提供されるたびにむかついていた。
また、この激しく濃い色の爪も不潔感いっぱいで嫌なんだ!いつもいつも、紺色、灰色、緑色などの暗い色。
「素手で触った食べ物をくれるな、その爪の色、気持ち悪い!」
と言ってみたいと長いこと思っていた。

寝ている間に解決策を思いついた。
今後、S子さんに渡されるたびに「いらないです」と丁寧に断ればいいだけなんだ!(今までもやっていたが、かなり不機嫌な口調でやっていた)
遠慮していると思われて何度も勧められるのは承知だが、そのたびに呼吸を整え「1.2.3」と数えてから丁重に、
「いりません」と繰り返す。
間違っても「いらないって言ったでしょうっ」と声を荒げてはならない。(幸いなことにそこまでやる間際だった)
こんな単純な回答を今まで思いつかなかったのは、まだまだ人生修行が足りない証拠だ。

さあ、今日も、明日も、あさっても、命がある限り頑張ろう。













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