怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

カーテンがない不思議

2018年02月01日 | カテゴリー分けするのに飽き
ひと月ほど前にいただいたコメントに「ドイツにカーテンがないのは外から見られても部屋の中がすっきり片付いているからだ」というものがあった。
ほぼどの家庭も、日本のような厚地で遮光性のあるカーテンはない。
レース地のものか、まったくないか、のどちらかだ。
来た頃はちょいとまごついたけれど、この習慣にはすぐに馴染んだ。
けっして、りす部屋がすっきり片付いているからではない。
私の住まいの状況だけについて言えることは、ここが田舎で、夜中に煌々と電気をつけてカーテンをしなくても、外からこちらを見られることはほぼないからだ。
また、夜間に「煌々と」電気をつけると義両親たちに注意される。
部屋全体を明るくする必要はない、と。テレビを見るときは照明をすべて消すこと。日本の常識では考えられないだここではほぼ例外なくどの家庭もそうしている様子だ。電気代がもったいないから、だ。
つまり、家の中は日本の常識より暗いので、外から見てもあまり様子がはっきりしないことも多いのだ。

ウチでの習慣だが、冬の夜間は、台所と居間のシャッター(日本の雨戸に相当する感覚)を閉める。
暖房効率を高めるためなのか、外から見えないようにするためなのか、ちょいと不明。義両親に言われるままに従っているだけの私。

以下の写真は住宅密集地での集合住宅の様子だ。
カーテンはないが、外から見えないようにいろいろな工夫をしている家庭も多い。

これは完全にカーテンのない例かな。
窓側で着替えたりするようなことはしないだろうし、もしかしたらこれくらいの明るさではもったいないのですぐに消してしまうかもしれない。


こちらの照明器具は日本のそれより薄暗いことがほとんどで、夜間の読書に苦労する。
電気スタンド、いくつ買ったか。
今、これを書くのに使っている品も「もう10パーセント明るいといいのに」と感じている。
ドイツに移住してから視力が落ちた、という話もよく聞いたものだ。









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