怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ホワイトクリスマスには遅れてしまったのが残念かも。

2017年12月28日 | カテゴリー分けするのに飽き
雪が降っている。
池の水の凍り具合が甘いので、それほど気温は低くない。零度前後だ。

雪が降っていることにかすかな喜びを感じた自分に驚いた。
確か中学生の頃からだったか、雪が降るのは煩わしいことだと認識が変わってしまった。小学校の頃は大喜びだったのに。
時間までに通学・通勤しなくていい環境が、再び雪を味わう余裕ができたのか。
去年まで、雪が嬉しいと思わなかったものだ。

義父は早速裏庭の雪かきに勤しんでいる。
車庫が公道から数十メートル奥にあるので、そこを通り抜けられないことには息子の出勤に差し障るからだ。
義父の車も出せないものね。そのような場所に車庫を造ったのは大失敗なのだそう。
冬の積雪に慣れていると思われる人まで、雪に対応した生活設計を忘れることがあるのだと驚いたものだ。
やはり、雪は厄介な嫌われものなのかもしれない。

関東周辺のように、雪が降ったら大騒ぎになることはない。
一応、街は雪に慣れているようだ。
普段、急な運休や遅れが普通のドイツの公共交通機関だ。雪で遅れるのは当然、という対応になるのだろう。
ここに来て二年目だったか。始発が隣の集落のバスに乗ろうと待っていたら5分ほど遅れてやってきた。
「今日は遅れましたね」
と笑顔で顔なじみになった運転手に言ったら、そのそばに座っていたおばあちゃんたちが一斉に、
「雪が降っているのだから当然でしょう!」
と私の言葉に憤っていた。

今日も外出しなければならない。
バスよ、あまり遅れないでくれ!寒い外で待つのは辛いんだぁ~。






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