怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

男尊のかけら

2014年01月06日 | ここの生活
街中で見つけた美容室の看板。



水曜日は「男性の日」で、料金が10ユーロですって。
では、「女性の日」はいつだろう、と思って店頭の張り紙などに目を凝らしたが、それらしい記述は無かった。
え。男だけ?
詳細はわからないが、こんなサービスもあって良いだろう。
なんてったって、職場の女性進出をはじめ女の勢力は拡大するのみ。
「家事、子守をしない男なんて最低」と息巻いていた友人。確かに彼女の旦那さんは家事万能、8歳の息子の勉強を見てやったり遊んだり姿をよく見せてくれる。
妻を放ってずっと仕事している私の夫なども最低なのだそうだ。子守をしないE子さんの旦那さんもダメなんだって。
今の世の中を生きる男性は大変だ。仕事で疲れきって帰ってきても、女性によっては家庭内のこまごまとしたことをしない男性を厳しく非難する傾向にあるし。
もちろん、私も現金をガンガン稼ぐ女性をかっこいいと思うし、夫が食器を洗ってくれることに感謝している(彼は夜中に食べるので私は眠くてついていけない)。
この看板にふと男性たちの悲哀を感じたのは絶対違うと思うのだが、私にそう思わせるいろいろな人物のいろいろな出来事があったものでね。
世の中、男と女~、みんな上手くやっていってくれ~




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中国人友人によると、日本の夫婦別姓が認められないのは男女差別なのだそう。
あれ?中国の別姓の習慣は妻が男性の家族には婚姻関係があっても入れてもらえない、という意味があると聞いたことがあるけれど(子供は父親の姓を持つ、つまり子供は夫だけのもの?)・・・と言いたかったけれど、議論には負ける私。「日本は妻か夫のどちらかの姓に合わせることが決められていて、夫の姓を選ぶのがいまだに好まれているだけ」と言ったら納得していた。



2 コメント

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哲学? (みん)
2014-01-06 17:32:39
お久しぶりです。
この看板で男性たちの悲哀を感じるとは、何とも深遠、一体どんな出来事に遭遇されたのやら、ちょっと気になります(笑)。ユーロ高の折、シャンプー・ブロー込み10ユーロでカットしてもらえるなんていいなぁと思う反面、近所に女性の日10ユーロっていうのがあったとしても、行く勇気がないかも。ドイツだし。

うちは子守がないので、家事は我慢できなくなったほうがやるという、忍耐勝負です。へへへ。
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勝手に悩む~ (みんさま、)
2014-01-06 21:01:59
いやー、過去の出来事を思い出しましてね。
私の話す状況に驚いた近隣在住友人が「通報」したことがありましてね(Frauenhausじゃあないです)、親との同居、夜や遠距離外出を夫が心配することがそんなに妻の虐待になるのかしみじみ考えたのですよ。
通報を受けた某団体の女性は慣れたもので「本人が相談に来るほどではないのだから大丈夫」と諭した様子です。
その通報した友人の言葉が本文内容です。
ドイツ夫・日本人妻の10年後離婚率は90パーセント、と書いていたブログを読んだ後だったせいもあるかも。

WSFの意味がわからず、辞書引いちゃいましたよ。なかったです。やっと意味がわかりました、ありがとうございます~確かに、WSFで10ユーロって、かなり怖い・・・

みんさんの勤務先、憧れでした~
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