怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

日本食を食べない究極の節約

2019年06月24日 | 頑張って食べる
日本人に招かれて、手作り料理をごちそうになった。
数年ぶりで肉じゃがを食べた。ここは薄切り肉の入手が難しい。小さく切った肉でも充分おいしい。

白アスパラガスを茹でて、めんつゆに浸したもの。
ここに留学している日本人学生に教わったものだそうだ。とてもおいしかった。
ウチでは義母がアスパラガスを食べないので、一切料理をしない。

日本食をきちんと作ることが全くなくなってしまった今の生活だ。
手作りの日本料理をごちそうになるたびに自分でもやらなくては、と思ったのは数年前までで、今じゃあどうでもよくなってしまった。
自分のためだけに作る、というのがなんだか非常に贅沢なものに感じてしまう。また、日本食の材料のほとんどはアジア食材を専門に扱っている店やネットで購入する手間がある。しかも非常に高価だ。
そこまでして日本食を食べるメリットを見出せない。
義父は私が米飯を食べることさえ不快に思っている。これ以上彼の神経を苛立たせることもよくないと感じる。

たまに手に入る日本食材は、日本好きなドイツ人や在住外国人と一緒にいただくようにしている。
日本文化を広めるために作るのは意味があるので喜んで料理できるものだ。

台湾人知人たちは、玄米食にこだわっている。
「りすさんも白米ばかりではいけませんよ」とうるさいので、食糧小部屋に数年眠っていた長粒種玄米を炊いてみた。

私も20歳代の頃から、ときどき玄米を食べていたものだが(家族は嫌がるので自分の分だけ炊いた)数日続けると胃腸の具合が悪くなるので長期に渡る摂取が難しかったんだ。

肉じゃがをごちそうになって数日後、肉なしの肉じゃが風を作ってみた。
和風だしは入手が面倒なので、義母が普段使っているスープのもとを使った。醤油はここの普通のスーパーで手に入る品だ。

長粒種米飯と普通の米飯を混ぜて添えた。
この写真、不味そうだな・・・・実際はおいしかった。


義母のチーズケーキ。

以前は温かいところを食べていたものだが、最近は冷まして食べている。
考えが変わってくれて嬉しい。




1 コメント

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Unknown (鮎子)
2019-06-24 20:01:35
うちの義父もインゴルシュタットの農家の出ですが、やはり保守的で、米などアジア人の食べ物だと言って、全く口にしたことがありません。(義母はミルクライスは食べる)
しかもケチなので、高いホワイトアスパラガスは、ほとんど買って食べることはありません。(本当は好きなのだが)
夫が小さい頃、 「これからホワイトアスパラガスを貰いに行くぞ!」 と、連れ立って知り合いのアスパラ農家のところに行って、収穫したてのアスパラガスを手渡される時、「そしたら◯◯マルクね」 と、代金を請求され、義父があたふたしていたことを夫は毎年ホワイトアスパラガスの時期に語ります。
じゃがいもと肉、チーズしか食べないのに義父母とも88歳で長生きです。健康は食じゃないのかと二人を見ていつも思います。
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