怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

非常に珍しく、元旦に餅を食べてみた

2021年01月02日 | 頑張って食べる

ウチは大みそかや元日に

特別な料理を食べることはしない。

それは私にとってとても助かることだ。

普段以上に食べにくいものを

祝日に食べるのは拷問だ。

外国在住日本人女性の中には、

きちんとおせち料理を作る人も多い。

家族が食べてくれる、という条件があるからだろう。

ウチは悲惨だ。

義父のあの一言が忘れられない。

「たとえ日本食が長寿の理由だとしても

私は一切食べたくない」

義父はときどき差別的ともとらえられる

奔放な発言をして私を困らせてくれる。

このときも「ま、いいか」と

許すことはできたが、それ以来、

家族3人に日本食を食べさせるのは無駄と思って

避けている。

 

そんな過酷な環境下で、

なぜか急に「元旦に餅を食べる」という

願望が湧き、

大みそかの夜にいそいそと

タイ産の長粒種もち米を

水に浸しておいた。

翌日午後、それを炊飯して、

炊飯器の中で練って餅にした。

まだ粒が見えるけれど、

充分においしい。

砂糖醤油でいただいた。

汁の中に入れたほうが

お正月らしかったかな?

まだ残りがあるので、いただき物の

お茶漬け海苔の素のスープに

入れて食べよう。