怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

かわいいワンピース、私も着てみたい。

2018年04月28日 | 家族
義姉の誕生日祝いのために、義両親と私は彼女の住まいを訪問した。
孫の誕生日はともかく、成人して〇十年過ぎている娘の誕生日を親に祝ってもらえる義姉がうらやましい。
日本のほかの家庭がどうなのかよく知らないが、少なくとも私自身の経験では自分の親が私の誕生日や年齢を覚えているのか不安に思ったことがたびたびあったものだ。

義母の手作りケーキは二種。まだ食べる前なのに欠けているのは、夫のために家に残しておいてあるから。

義姉のワンピースはウエスト切り替えが胸の下辺りにあるデザインだった。しかも見えるとおり、丈はひざが見えるほど短い。〇十歳を過ぎている人にはかなり難しいと思われる・・・と思うのは私が日本人だからかしら。
日本はかなり厳格に年齢とそれに合った期待される服装が決められているような印象がある。
ここではその人物に似合うか、似合わないかだ。また、似合わなくても堂々着てしまえば、もう、どう思われようと構わない。
欧州の中でも着ることに関してはいい加減なドイツだ。
とはいえ、義姉のこのかわいいワンピースは非常に似合っていた。私も着てみたい・・・無理だろうな。ひざが見える時点でもうアウトっ!
(ちなみに義姉の履物は室内履き。日本の人たちは「欧米は家も外ではいている靴を履く」と思っている様子だが、ここ周辺では基本、日本同様土足禁止だ。義母は室内履きを持ってくるのを忘れた。)

この照明器具のこのデザイン。ひとつひとつがガラスでできていて、とても重い。日本では頻繁な地震があるために無理な品だろう。
服も、電灯も気候や人種で違ってくるものだなあ、と感じた義姉の誕生日。


ベランダから見下ろすと、隣の家の犬がくつろいでいた。

怪しい私をしばらく見つめていた犬は、危害を加える様子もない私に安心してそっぽを向いてしまった・・・