怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

炒飯指導

2015年01月28日 | ひとびと
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親しくしているドイツ人E子さんに炒飯の作りかたを教えた。

彼女の家を訪問すると、彼女の手料理をごちそうになるのだが、あまりおいしくないんだ。
それを言うわけにもいかないので、私が作ることが時々あった。いつも作ってあげてばかりじゃあ面白くないので(E子さんは喜んでいる様子だけれど)簡単なアジア風料理を教えることにしたんだ。
料理する姿を観察していると、あまり料理が好きでないことが明らかだ。もっと根性入れてかき回せよっと思うのだけれど、家庭料理に根性を発揮されても疲れるだろうからやめておくことにした。

 
野菜を細かく切るという作業も彼女はあまりやらないようで、不揃いなみじん切りの野菜を炒めている。食べられればいいんだ、大丈夫。米飯は私があらかじめ自宅で炊飯してきたバスマティ米。投入して、しばらく炒めて、塩コショウ、醤油で味を調え、最後にあらかじめ作っておいたスクランブルエッグを混ぜた。
私と共同作業だったので、無難に仕上がった。おいしかった。
果たして、E子さんが家族のための食事に炒飯を作ることがあるかな。こんなに簡単だから、やってくれるかも、と期待するのだけれど、純ドイツ人には米を水で炊き上げることでさえ特別な作業なのだから希望は薄い。水加減は以前の私の説明を覚えていたようで「1カップの米に1カップちょっとの水ね」と確認していた。やるかな?
とりあえず、今夜の夕食はこの炒飯を彼女の旦那さんと子供が喜んで食べるだろう。すでに何度も私の料理を食べているしね。