怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

義母は物持ち

2014年07月05日 | 頑張って食べる
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近隣の中国人やモンゴル人に触発されて、とうとう手作りうどんをやってみることにした。
義母が庭仕事に夢中になっている夕方を選び、粉を捏ねていると・・・・なぜか義母はやってきて「何を作るんだ」と尋ねた。どうしてこうなる??
正直に「うどん」と答えたら、ごそごそと食料小部屋から物資を取り出して組み立てた。
 
きゃー、製麺機!
「以前はよく作ったものよ」と義母。
私には「余計な道具を買ってはいけません」とたびたび言うくせに、自分では様々な使わなくなったこうした道具を大事に保存している。
いや、持っているから私に買わせないのだろう。アイスクリーマーやホームベーカリーも欲しかったのだけれど、義母に言わせると「すぐ飽きるからだめです」って。彼女自身がそうだったのだろうな、と理解して諦めている。

本当は、生地を作ったら大きく伸ばして三つに折りたたんで包丁で切る方法を試したかったのだけれど、義母がちゃっちゃとここまで準備しちゃったものだから使わないわけにいかないぞ。

始めてみたら、あららー、おもしろーい!
500グラムの小麦粉で作った生地はあっという間に麺になった。

義母はこれを「しばらく干しなさい」と私に命令した。え?乾麺にしちゃうの?そうするとかなり長く保存できるのだそうだ。きゃー、手作り乾麺?それはクックパッドに無かったような。湿度の低い欧州だからできるのか?

言われるままに、台の上でしばらく干しておいた。
帰ってきた夫に報告すると「食べてみたい」と言うので、残念ながら乾麺になる前に茹でることになった。

ソースはホワイトソースに野菜の細切れを入れたもの。(撮影するのを忘れた)茹で上がった麺は日本のうどんそのものなのだが、ソースがこちら風なのですでにうどんとは言いづらい・・・疲れて帰って来た夫にしょうゆ味スープのうどんはかわいそうなんでね。
夫は作った全部の麺を食べてしまった。言わなくてもわかるぞ、旨かったんだでしょ~




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義母は他にどんな道具を持っているのか知りたいものだ。家のあちこちに隠してあるのかな、うほほ。