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林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

ちょっと山まで

2006-10-09 | 高麗便り

一昨日の土方仕事と昨日の庭弄りで、一寸腰が怪しい。
発症も回復も時間がかかる人生の秋だ。

だが、こんな好天に家には居られない。
急げば20分の多峰主山(とうのすやま)に登った。
思えば、今年は山歩きを殆どしなかった。5ヶ月振りの山歩きだ。

▼山道から北東を見る。腕前が上がれば筑波山の双耳峰も写せる。



左の山が日和田山(305M)。ここから左(西)へ山並が連なり、秩父盆地を囲む山岳地帯に繋がる。ハイキング名所の低山だが、結構キツイ山道が続く。
手前は、瘡蓋のような東急武蔵台団地。

▼多峰主山頂上(271M)から西方の武甲山。樹間の鮫肌は西武飯能横手団地。



▼山頂から南東の飯能市内を見下ろす。地平線に新宿の高層ビル群が見える。
  お爺さんお婆さんで賑やかだ。



▼歩き易くなった山道。4年前までは涸れ沢状態だった。



尾根筋の山道は崩落し、沢筋の山道は涸れ沢になって歩くのが困難になる。
林間に散乱している間伐材を、階段状の土止めにしたのは、飯能市の山手氏。そろそろ80歳なのに、お一人で仕上げた。
行政の工事は地形を無視して画一的。却って山道を荒廃させる。日和田山が実例だ。

▼木漏れ日の中を、乾いた秋風が吹き抜け、気持のいい1時間だった。



ハイキング客が多いのに、綺麗な山を楽しめるのは、先の山手氏ほか、ゴミを集める人、枯枝を片付ける人、溝を掘って水を脇に落とす人がいるからだ。

山道を歩くと、体調が回復する。
風船の森男に、風に吹かれて山歩きする季節が来た。

武蔵台病院の食堂で、日和田山の山並を楽しみながら、2鉢もお惣菜が付いた麻婆茄子定食630円を美味しく食べ、給仕のお嬢さんに愛想を振りまき、家に着いた。

午後は狭い庭で、尻で枝を折らないように、ストレッチ体操式庭弄り。
いい日だった。


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1 コメント

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写真の男 (天覧山)
2006-11-25 20:30:55
休憩所での写真、手前右下の後姿は私のようです。
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