林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

初詣

2013-01-03 | 高麗便り


シャモじぃと初詣をした。猫額亭を正午を少し過ぎて出発。
排気ガスを浴びながら、農免道路「かわせみ街道」のどぶ板の上を、聖天院・高麗神社を目指し一心に歩いた。
知事閣下、観光に力を入れるなら「フット・パス」を造ったらどう? 横手渓谷遊歩道よりずっと票になるよ。

途中、車が入らない脇道にそれ、広大な墓地の裏門から聖天院に入った。
森生は、庫裏前で甘酒販売中の同輩を表敬訪問。長々と四方山話。シャモじいは先に行ってしまった。

本堂へは百段の石段がある。以前のようにすたすたとはゆかなかったが、立ち止まらずに百段を上りきれた。
この分では今年中は、まだ心臓も使えそうである。

高麗の里を見晴らす本堂で、お不動さんに新年のご挨拶。
護摩受付やおばぁばかりを揃えたお守り授与所で油を売っていたら、先に行っていた腰痛・シャモじぃが戻ってきた。

この奥、境内最高地点にある檀君石像を拝んできたそうだ。腰椎手術で自分の血液を預けてあっても、だ。



次は聖天院の山陰におわす高麗神社。
こちらは聖天院の数倍の人出だが、日陰のためか、帰省客で溢れた昭和30年代の品川駅に似た風景だ。
本殿参拝には農免道路に達する長~い行列の最後尾に並ばなくてはならない。

神さまがこんなに大勢の願い事を覚えておいて、叶えてくれるはずがないよ。
と今度は森生が先に行き、シャモじぃだけが殊勝にも本殿へ続く長い行列に加わった。

森生は巫女姿の女子中学生をずらりと揃えた神社グッズ授与所を拝みに行った。
すっぴん女子中学生の皺も染みもない柔らかなうなじや顎に目が洗われ、今年も感動したよ。
女性たちはお化粧の害に気付くべきである。



森生はお寺で僅かなお賽銭を投げ込んだだけ。
シャモじぃはお賽銭のほか、お寺と神社のお守り札を一枚ずつ買った。やはり腰椎手術が気になっているらしい。
本当に神仏に頼る気があるなら、三が日が過ぎてからの参拝がいいと思うけどね。

昼飯を食いそびれた。万年青は休んでいるし、シェ・ノアに行く体力は使い果たした。
夕方、ようやく猫額亭に帰り着き、ナツメロレコードコンサートを楽しみながら、残り物のおせちをつついた。
ご利益はこちらの方があるはずだ。



 

 

 

 

 

 

 

 

 


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6 コメント

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新年おめでとうございます (むかご)
2013-01-03 14:14:22
初詣は高麗神社ですか。私は一度も詣でたことはありませんが
息子が鶴ヶ島在住で折々願い事に詣でているようです 笑
森生さま、そしてシャモじぃさまにもご利益が濃厚に
ありますよう に。良い年になるといいですね。
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初詣 ()
2013-01-03 14:44:47
あけましておめでとうございます。
高麗神社は結構人気があるんですね。
新年、お元気そうでよかったです。

ワタシの棲む埼玉北部辺境地では「金鑽神社」が人気です。特に神川町の「金鑽神社」では1月3日に福を迎えるお祭りがあることで、当日は神社に向かう一本道が車で数キロ渋滞する事も。一度友人に誘われて渋滞に巻き込まれ懲りました。金鑽神社へは公共交通機関がないのですよ。

ここ数年は実家・新潟の鎮守様が初詣先になってます。

ということで、今年もどうぞよろしくお願いします。
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かねさな神社 (森生)
2013-01-03 17:02:42
先さま
かねさな(と読んだと思いますが)神社へは凡そ10年前の夏に行ったことがあります
奥まで広い神域を持つ神寂びた佇まいに驚きました
宮司の苗字もかなさな(だったはず)
高麗神社の宮司は高麗さんです
斜向かいにある寺院(名前を思い出せません)の雰囲気も良く あの一帯は独特の電波が出ておりました
塙保己一(だったかな?)の旧跡も訪ねてみたいです

森生の氏神さまは鎌倉鶴ケ岡八幡宮です
こちらは三が日 旧市内全域車両侵入禁止で 普段より人出は多くなりますが 落ち着きます 
しかし ふるさとは遠きにありて思ふもの となりました
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出世 (森生)
2013-01-03 17:09:53
むかごさま
高麗神社の売りは「出世」です
韓国や日本のお歴々が大勢参拝されております
鶴ヶ島の息子さんも 間違いなく出世されるでしょう
むかごさまは いずれ左団扇のご身分になれるでしょうね

森生もシャモじぃも そのことに気付くのが遅過ぎました
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かなさな神社 ()
2013-01-03 21:30:32
金鑽神社は「かなさな~」と呼びます。
「金鑽」でかなさなと読むのはパソコンのIMEには入っていないらしく変換されませんね。
神主の名字までは知らなかったです。
金鑽神社は本庄市内にもあり、うちの子供達のお宮参り、七五三はそこで行いました。

神川町の金鑽神社のお向かいさんは「金鑽大師」と呼んでいますが、正式名は「金鑚元三大師(かなさながんざんだいし)」とのこと。看板にも”元三”なんて書いてないし。。。埼玉に越したばかりのころは神社と大師の区別も付かない有様でした。
大渋滞に巻き込まれた日に大師と神社両方お参りして来たはずです。

>あの一帯は独特の電波が出ておりました。
いつだったかの夏の夕方訪れたことがありました。なんというか圧迫感のある空気に圧倒され早々に退散した記憶が。
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鉱脈 (森生)
2013-01-04 21:02:12
先さま
そう 圧迫感でした 今風に言えば パワースポットです
お大師さまも含めてあの一帯の地下にはウラニュウムの鉱脈があるのではないでしょうか
森生はウッドチップ舗装があると聞き どんなものか見に行きました
神社の奥の丘には鏡岩がある と聞きましたが 薄気味が悪く 早々に退散した神社です
同じ名前の神社を辿れば 民族移動の跡が探れそうです
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