林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

北風小僧の寒太郎

2008-01-13 | 歌の翼に

 

 朝寝坊しているので朝の寒さはあまり知らないけれど、夕方になるとしんしんと寒くなる。とはいえ世間並みに暖冬らしく、高麗の名物、冬の烈風は今朝は凄いけれど、まださほど吹いていない。

サブちゃんと子供たちが、ご機嫌で歌っているこの童謡演歌が好きだ。

    「北風小僧の寒太郎」
         井出隆夫作詞 福田和禾子作曲 北島三郎歌唱

    北風小僧の寒太郎 今年も町までやってきた
    ヒューン ヒューン ヒュルルンルンルンルン
    冬でござんす 
    ヒュルルルルルン

    北風小僧の勘太郎 口笛吹き吹き一人旅
    ヒューン ヒューン ヒュルルンルンルンルン
    寒うござんす
    ヒュルルルルルン

    北風小僧の寒太郎 電信柱も泣いている
    ヒューン ヒューン ヒュルルンルンルンルン
    雪でござんす
    ヒュルルルルルン

例年なら、歌なんか歌っている場合じゃないほど寒い北風が吹く高麗。
昔からの住民の家は北側に山を背負い、風を防いでいるが、はるばる流れ着いた森男の猫額亭は、まともに北風を受け止める。
電信柱が泣くどころかドドーンとぶつかり、家が揺れる。

最近、乱開発が進んではいるが、高麗をまだ気に入っている。
だが、厳冬期はしきりに温暖な湘南地方が恋しくなる。
寒さの質が違う。高麗の冷気は突き刺さるような冷たさである。

年末30日に雹が降った高麗には、滅多に雪は降らない。昨夜は結局降らなかった。
けれども朝晩は、凄く、寒うござんす。
そのわけは暖房費の節約のはずだが、もしかすると体温が下がっていて、そろそろお迎え、ご臨終かも。

千の風になって、投機筋とやらを吹き飛ばしてやろうか。
でも高麗にゃ、そんなお金持ちは居ないはず。



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